キャンプ中の球団と12日から練習試合
高知県でキャンプ中の阪神、西武の2軍、韓国プロ野球のSKワイバーンズ、さらに四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグス(FD)による練習試合が12~18日、計6試合予定されている。違うリーグ同士の対戦が見られるのは、まさにキャンプ地ならではの楽しみ。対戦成績を通算して〝最強チーム〟がどこになるか見極めるのも面白そうだ。
キャンプ中の練習試合は近年盛んに行われている。ことしは、例年2月中旬に高知入りしていた西武2軍が1日から春野でキャンプしていることもあって、まとまった時期にゲームが組めた。
春季キャンプが終盤に差し掛かってきたSKは、若手の成長を見極める大事な機会。19日に1軍が安芸入りする阪神の選手にとっては、1軍昇格へのアピールの場だ。
1軍クラスの選手の活躍も楽しみ。阪神では昨季新人ながら4勝を挙げた秋山(西条高出)が登板しそう。西武の9年目、後藤の長打力も魅力だ。SKは昨年アジア大会を制した韓国代表のチェ・ジョン、チョン・グヌ両内野手ら実力者が名前を連ねている。
昨年の戦績はSKが2勝、西武が1勝1敗、阪神とFDが1勝2敗だった。昨年負け越した阪神とFDの巻き返しはなるか。
高知、安芸、春野の3球場で行われ、入場無料。雨天の場合、代替試合は実施しない。
◇練習試合の日程◇
12日(土)SK―FD 13:00高知球場
13日(日)阪神―SK 12:30安芸球場
14日(月)SK―FD 13:00高知球場
15日(火)阪神―FD 12:30安芸球場
16日(水)西武―阪神 12:30春野球場
18日(金)西武―FD 12:30春野球場
[高知新聞]
FD黒潮町で2次合宿
5日まで土佐清水市で春季キャンプを行っていた「四国アイランドリーグplus」の高知ファイティングドッグス(FD)は、6日から幡多郡黒潮町の大方球場で第2次キャンプに入った。11日まで。
武政重和球団社長が同町出身の縁から決まった。歓迎式には町民約50人が出席。大西勝也町長が「首を長くして待っていました。ぶっち切りで優勝してください」とあいさつ。花束や特産品を贈った。
エールを受けた定岡智秋監督に同球場は思い出の地。南海ホークス(現ソフトバンク)入りした最初(1972年)のキャンプ地で、名物の「砂浜トレーニング」で汗を流した思い出があり、「まさかここでキャンプができるとは思ってなかった。再び日本一になるのでぜひ声援を」と決意表明した。
続いて近くの海岸に移り、早速砂浜トレーニング。町内在住の研究家、本間大輔さん(町雇用促進協議会職員)が効果を紹介し約1時間、汗を流した。
昼食会では、町商工会が昨年商品化した「鰹(かつお)カツ」や豚汁を女性たちが提供。「カツオは勝魚」とも書くことから、「縁起のいい二重『勝つ』。食べると間違いなく優勝!」と振る舞った。
同町ではFDのキャンプ地化を目指しており、町も全面協力の方針。昨年末には有志が「大方球場を守る会」(小松孝年会長)を結成し、キャンプ支援のための寄付金集めも展開している。
11日に紅白戦
練習は7~10日が午前9時半から午後4時まで。11日は午前中に小中学生向け野球教室を開いた後、午後0時半から紅白戦(5イニングス)を行って打ち上げる予定。
[高知新聞]



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