FD11安打 7連勝
打って 走ってエラーして29日、各地で3試合を行った。室戸球場で行われた首位高知FDとJFBL大阪との交流戦は、FD打線が11安打を放ち8―4で勝ち、連勝を7に伸ばした。同じく首位の香川OGも徳島ISに5―0で勝ったため、同率1位は変わらない。
FDは四回、1死二、三塁から、村上が右中間に三塁打を放ち2点先制。さらにボークで1点加えた。六、七回にも龍央の2点適時打などで計5点を加え、大阪を突き放した。先発吉川は八回までで10安打を許したが、粘り強く投げて4失点。4月24日の三重戦以来の3勝目を挙げた。
徳島―香川は、香川が着々と加点。先発高尾が徳島打線を完封し、5―0で勝利した。長崎St―愛媛MPは3―1で愛媛が勝利した。
高知―大阪2回戦(29日・高知2勝、13時、室戸、287人)
[勝]吉川8試合3勝1敗
[敗]酒井8試合2勝2敗
▽三塁打 村上(高)▽犠打 長谷川、今中▽盗塁 安田、西本、龍央、村上(高)流2
▽失策 永峰、今中、村上(高)▽ボーク 酒井▽与死球 小園(梶田)
▽試合時間 3時間15分
機動力しっかり機能
ここまでホームゲーム負けなしのFDが、JFBLの大阪に8―4。7連勝で首位を守った。
前節に続き、この日も打線が2けた安打。攻めの歯車がかみ合ってきた。自慢の機動力がしっかり機能しているのが強みだ。
3―1の六回、9番流が一塁手前に絶妙のバントを決め、相手ミスを誘い二塁へ。1番安田が中前打で続き、1死二、三塁から西本の内野ゴロで流が生還。この後、龍央の2点適時打も出て、効率よく3点追加した。
相手守備のすきをついて二進した安田の好走塁や、野選で塁に残った西本の盗塁が、追加点につながった。足で揺さぶるもくろみ通りの戦いだ。
七回にも三盗を決め、8点目のホームを踏んだ流は「ヒット1本でもかえってこれる。機動力は大きいです」と手応えを口にする。
前期も終盤戦に差し掛かってきた。「ええ感じになってきたね」と定岡監督。残り1カ月あたりから調子を上げ、優勝まで上り詰めた昨年後期のような気配も出てきた。
[高知新聞 ]
香川敗れFD首位タイ
28日、オロナミンC球場などで2試合を行い、首位の香川OGが徳島ISに6―13で敗れた。試合のなかった2位の高知FDは12勝5敗で香川と同勝敗で並び、首位タイに浮上した。開幕直後を除いてFDがトップに立ったのは、今季初めて。
徳島―香川は序盤から徳島打線が爆発。六回までに13点を奪い、乱打戦を制した。長崎St―愛媛MPは、長崎の先発酒井が愛媛打線を抑え、3―0で完封勝ちした。
[高知新聞 ]
データで見る高知FD 安定感抜群の投手陣
前期日程の半分以上を消化し、首位香川OGを0.5ゲーム差で追う高知FDは、投手陣が安定。機動力野球も存分に発揮している。ここまで12勝を挙げたFDのチーム状態をデータから分析する。
まず目に付くのは、先発投手陣の防御率の良さだ。吉川、野原、山隈の三本柱がいずれも1点台中盤。山崎も含め4人で5試合を完封。完投能力を重視する定岡監督の狙い通りに投手が力を発揮している。吉川の防御率1・26はリーグ2位で、48奪三振はリーグトップ。昨年は6月に月間投手MVPを受賞し夏場に調子を上げており、これからが楽しみだ。
攻撃陣は本調子ではない。一時期1割台に低迷したチーム打率は、ようやく復調。新人安田がリーグトップの打率3割6分をマークし、チームを引っ張っている。
チーム58盗塁は2位徳島の41を大きく引き離す。リーグ最多の17盗塁を決めている安田をはじめ、流は10個、村上は9個、西本は5個をマーク。機動力で得点力不足を補っている。
※個人記録はリーグホームページによる。
[高知新聞 ]