以下の文面、ネットを普通にお使いになっている方には、きっと、とてもアホラシイ内容なので、読まずにスルーしてやってください。

本当にどうでもよい記事なので、投稿するのも迷ったぐらいです。

 

 

 

 

 基本、私は店頭で商品を買います。ネットでの購入は殆どしません。

 ネットショッピング、最上級のチョー苦手です。

 商品を直に見ることが出来ないし、定員さんには性能についてあれこれ質問もできないし……そんなことより何より、パソコンのボタン一つでお買い物ができる仕組み自体が未だに生理的にシックリこないからです。

 全く持って時代遅れ。

 その便利さが、まだ丸っきり身についていないのです。

 

 しかしネット商品、金額で見ると確かに店頭販売価格よりも安いものが多い。圧倒的に多い。

 なので、その差額を考えると、どうしてもネットで買わざるを得ない場合もあります。

 私も購入した経験があります。

 しかし数える程度です。

 ポータブルのブルーレイ再生機。映像編集ソフト。この二点だけです、多分。

 ネットで“最安値”というのを探して、何日も何日も「本当にこれでいいのか。私の選択は誤りではないのか」と逡巡し、最後に清水の舞台から飛び降りる覚悟で、「エエイッ!」と“購入する”のキーを押すのです。

 「もう騙されてもいいや」という覚悟を持って。「商品が届かなくってもええねん」という、半ば諦めの境地で。

 

 後は、例えば店頭ではなかなか手に入りにくいものや絶版になったDVDだったり書籍だったりは、友人に頼んで購入してもらったりしています。会員になったりする手続きが全く要領を得ずで、友人に平身低頭してお願いするばかりです。

 私は本当に世話の焼けるヤツです。

 でも同じ人に何度も甘えるわけにもいかないので、もうボチボチこの方法も取れないなぁと途方に暮れているこの頃です。

 

 県外で宿泊する時にホテルを予約することがありますが、その時は本当に取れているのか必ず後で、ホテルに電話を入れます。TISの“赤い風船”を利用する時は、必ず窓口に出向きます。

 

自宅にカタログとかで送られてくる通販のほうが、まだ肌に合うようです。注文の仕方が電話やファクス、郵便だったりでアナログチックな手続きに親近感が湧き、根拠のない信頼が持てるからです。

 

 “ジャパネットたかた”ではビデオカメラやコンドロイチン(みたいな錠剤)を購入しました。

 今でも“ジャパネット”さんからは季節ごとにか分厚いカタログが送られてきて、買わずとも、ついつい細かくページを開いてしまいます。

 

 あと、一度だけ週刊少年ジャンプ(マガジン?)の最終ページに乗っていた商品を購入したことがあります。

 どくろマークのスタジャンだとか、マッチョマンになるためのダンベルやバーベルを買ったわけではありません。ましてやスネ毛ムダ毛の脱毛剤でもありません。

 “踊る大捜査線”で織田裕二氏が着ていたあのヨレヨレのコート、あれと同じものを9,980円で購入しました。大走査線はあまり観ていなかったし織田氏のファンでもないんですけど、衝動的に買っちゃったんですよね。あれは45歳の頃だったか。ええ歳をしたおっちゃんが。笑っちゃうでしょ。ただし色はカーキではなく黒ね。

 「こんなコートが欲しかった」という単なる好みで買ったんですけどね。

 その好みは一体どこからくるのか。それはハッキリしているのです。

 私は織田氏ではなく、昭和50年代の松田優作さんや中村雅俊さんが出演されていたテレビドラマが大好きで、当時は“俺たちの勲章”や“俺たちの旅”とかをよく観ていて、松田さんはいつも真っ黒の衣装だし、中村さんはいつもヨレヨレのワークシャツみたいなのを着ていて……そういう志向が私に根付いてしまったんです。だから私の服は殆ど全て黒色で、何となくヨレヨレで……もう別の色の服が欲しいという選択チャンネルが無くなっているくらいです。

 好みだけで大走査線コートを買ったわけですが……これと全く同じものを来た若者と町で何度かスレ違ったことがあるんです。「うわ、あの人もカーキ色じゃなく黒を選んだんだ」「きっと少年ジャンプ最終ページを見て注文したに違いないぞ」、そういう変な親近感と、おそらく向こうも感じているであろう気恥ずかしさにこっちの気恥ずかしさが混ざり合い、どうにも隠し切れない動揺を抱えたままお互いが接近していく緊張感。

 だから私は、全く同じのコート青年とスレ違う度に心の中で呟いたのです。

 「何を恥ずかしがっているんだ」と。「君は織田かもしれないが私は松田だ! しかし喧嘩はよそう。結局俺たちは同志なんだ!」と。「兄弟よ、胸を張って生きていこう!」と。

 何だかよくわかりませんよね。

 面白かったのは、そのコートを購入してから1年間ぐらいは、その通販メーカーからやはりカタログが郵送され続けるんです。このカタログの内容が結構バラエティーに富んでいて、怪しいお面やコスプレ衣装などのパーティーグッズ?、或いは今では懐かしい“スパイ手帳”みいたいなものとか。ドン・キホーテで売ってそうな一見胡散臭いアイテムがカタログには満載で。まるで駄菓子屋に入った時のドキドキ感……あのカタログ、今でも時々郵送してくれないかなぁと望んでいるくらいです。

 

 話を少し整理します。

 私は服やら靴やらカバンやらを買うのが大の苦手なんです。

 気に入った洋服を探し当てるまで店内に居続ける勇気根気がないのです。

 専門店に入っても数や種類の多さに圧倒され、知識のないところに店員さんから「これ、お勧めですよ」だとか「優れモノです」だとか売る気満々で突っ込まれた日にゃ、もう訳がわからなくなり、そもそも何が欲しかったのかもグチャグチャになって、「ゴメンナサイ。すみませんでしたぁ」と店を飛び出してしまうんです。

 

 だからアパレル系に関しては、接客抜きの通販のほうが性に合うのかもしれません。

 もっともそれで失敗した?こともあります。

 自宅のポストに届いた某会社の商品カタログ。そこに何とイタリア製のブランドシューズが激安、通常1万数千円する品物が2,980円に。しかも今だけ。数量限定。とか謳ってあって、「ちょうど靴を買い替えようと思っていた。この値段であればよろしかろう」と購入したのですが……後になってそのイタリアのメーカー名をそれこそネットで検索してみても、全く皆無。

 そんなブランドメーカー、どこにもありゃせんがの。笑うしかないがの。

 まぁ自分としてはブランドとかはどうでもいいので、靴さえシッカリしていればいいことだし、今のところ何の問題もなく履けているし。「騙された」とヘコンデいるわけではありませんが“看板に偽りあり”は確かで、通販もなかなかシタタカなのだと。やっぱり気を緩めることができません。

 

 そんな私が先日生まれて初めてネットで洋服を買いました。

 自宅でホロ酔い気分でネットニュースなどを諸々検索している時、ふと、例の大走査線コートがボロボロになっているのを思い出したのです。ヨレヨレではなくボロボロに。

 この冬は大寒波襲来で、外を出歩くにはコートが必要なんだけれど、昔から来ている(優作っぽいと私が勝手に思っている)皮のジャンパーだけでは腰よりも下が寒く、やはりコートが必要となり、しかし、いろんなお店を見歩いて品定めをする勇気がない。

 「よし、ちなみにネットで検索をしてみよう」と、“コート購入”の文字を打ち込んでみました。

 すると出てくる、出てくる。

 試しに、そのうちの一つのページを開いてみました。

 するとバーン!と目に飛び込んできたのが、

 “ZOZOTOWN”の文字。

 ゾゾタウン……何か聞いたことのある、この“ググガンモ”みたいな語感。

 そして画面を下へスクロールしていくと、何種類ものコートが写真付きでドンドンと出てくるんですよ。

  ※ね、こんなことに驚きを覚える私って、“普通の人”からするとバカみたいでしょ。以下の文章で更に加速しますからね。

 

 しかも市価の60%引きとか80%引きとかが色文字で書いてある。

 「安い!」「これは安い!」

 メーカーの名前も載っている。

 しかし待て。上記の偽イタリアブランドの例もある。看板に偽りがあるのではないか。

 軽く調べてみると、どうもそうではないらしい。

 で、商品ジャンルを見ると、大走査線コートの形状の総称を“モッズコート”と呼ぶことも判明した。

 私は興奮しました。

  ※ね、今回のブログ。どうでもいい記事でしょ。

 

 その中の一品。男のモデルさんが来ているモッズコートの写真画像。形状がとても気に入ってしまいました。商品はLサイズしか在庫がないようです。写真のモデルさんの身長が172センチと書いてあって服はМサイズ着用と。私は177センチなので、「だったらLであれば大丈夫だろう」と判断し、ホロ酔い気分のままに“購入する”を押したのです。

 

 店員さんに対する緊張感もない。しかも沢山の商品を見ることができる。

 ネット通販、万歳! 

 私はやっと洋服屋さんから解放された!

 ZOZOTOWNよ、ありがとう。

 

 この冬、私はそのコートを着まくっています。

 もしもこの記事を読んだ知人がいるのなら、決して口に出すことはせず、「ああ、あのコートが例のハシャイデ買ったコートか」「今更、通販に感動してからにぃ」とあきれ顔で眺めてやってください。

 

 「この便利さを知ったからには彼も洋服を買いまくるんだろうな」と心配してくださる方もおられるかもしれません。しかしそこはご無用。私は洋服に関しては全く無粋。無頓着。

 何しろ大走査線コートを何年も着続けた男ですから。

 ZOZOTOWNよ、ごめんなさい。あなたの上得意になれなくて。

 

  ※すみません。今回は、ほんとうにどうでもよい記事でした。