オリンピック、クライミングでの あまりに「悲しいインタビュー」 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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オリンピックが終わりましたね。
今回、私が真剣応援したのが、10年近く応援している一山さん。今回も女子マラソンで(2回目)の出場。最終日にもテレビ越しに応援しました🎌~ゴール直後のインタビューが とても素敵で、さらにファンになってしまいました💖

また、マイナー競技(でも自分が興味を持てば自信をもって応援)好きの私が この夏のオリンピックで最も注目したのが、スポーツクライミング。今回は男女ともに競技として注目しながら、日本を応援しました。~スピードを複合から外したのは正解ですね!~

その中でとっても気になったことがありました。女子複合に出場した 森選手のこと。
準決勝、決勝とテレビで放映したところをすべて観ましたが、前半(準決勝は1日目)の(4コースを行う)ボルダーの最初コースで 小柄なため『手が届かない』ということで、競技に『入ることが出来ず』に「最初の点数が(25点満点の)0点」からスタートしたというところ。
これって、おかしくないですか?
「最初のホールドに手が届かない」んですよ!
体操でいえば「≪鉄棒に自力で飛びついて≫競技に入ってください」というのと同じこと。
森選手の身長154cmって それほど低くはないですよね。マラソンやクライミングは ともに体重の軽い方が有利ですから、これからクライミングでも小柄な人が出場することが多くなってくるはず。
「それなのに、なぜ?」
ひとつ私が思ったことは、スキージャンプの板の問題と同様の『白人に有利になるような設定』だったのでは?
ということ。事前に優勝候補とわかっていたための『対策』を打ったのでは?
準決勝の森さんの試技順が最後から2番目だったことからも 競技団体での評価は明らか。
それでいて 日本のメディアが 森選手に無関心だったのも残念。そして『この点』も 日本のメディアで騒がれなかったのも不思議でなりません。だって森選手、準決勝、決勝とも『最初が0点で』、後半のリードがトップだったのですから!

本人の準決勝のボルダー競技後のインタビューで
「心が折れそうになった…」
と 言うのを聞いて、ものすごく悲しくなってしまいました。
中継で彼女の姿を観ていた方ならば、必ず 私と同じ感想を持つはずでは? と 思います。
スポーツニュースはまだしも、ワイドショー的な番組でも この点はスルーで、
「リードでトップだったのに 前半 点数が伸びなかったのが 残念!」
という口調は 私的には納得のいくものではありません。

「将来、クライミング種目に 小柄なアフリカ系の人たちが出てきたら(出てきて好成績を残しはじめたら)、どうするの?」と!
 有色人種は二の次なんでしょうか?

(実は 今回、映画の感想を書くつもりでしたが、オリンピックで長く語ってしまったので、そちらは別に書きたいと思います)