藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察:水戸芸術館 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

朝から暑い😱
急遽、夏服を段ボールから出したはいいが、箪笥に冬~春の服が残り 片付けできないまま、バタバタしていて時間切れ。

今日は仕事を休んでお出かけ。

魅力度最下位県で有名な茨城県へ。茨城県といえば、大洗水族館という私的には関東随一の水族館をはじめ、那珂湊のお魚にはじまり、干し芋、納豆という美味しいものや、日本三名園の偕楽園や名瀑の袋田の滝、私的には北茨城の五浦の岡倉天心に関わる場所や野口雨情の生誕の地など魅力あふれる見所も多数あるのに… そうそう、がまの油の筑波山も茨城県だ!

そんな茨城県へお友だちと途中で合流して水戸へ。

ホテルに荷物を置いて 向かったのは、水戸芸術館。


藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察


HPの紹介は
『1946年生まれの藤森照信は、高校卒業まで長野県茅野市で過ごし、東北大学、東京大学大学院に進学。近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残したのち、45歳で神長官守矢史料館(長野県茅野市、1991年)を設計、建築家としてデビュー。以後、約25年のあいだに40余の独創的な建築作品を創り続けてきました。
屋根にタンポポやニラが植えられた住宅、皮付きの木材を柱にした鳥の巣箱のような茶室など、藤森照信の作品は、建築の通念を軽やかに超えた新しさと、遠い過去を想起させる懐かしさを併せ持つ、きわめて独創的な建築として知られています。
本展では、建築と自然との関係を取り戻すべく藤森が取り組んできた「自然素材をどう現代建築に生かすか」「植物をどう建築に取り込むか」というテーマから、代表的な建築をスケッチ、模型や写真で紹介するとともに、これまで手掛けた建築の屋根・壁・左官等の素材見本、家具などを展示し、建築家・藤森照信の仕事をご紹介します。 』

明後日までの会期にギリギリ間に合いました。今回は友の会の招待券を活用して!

『公共建築』というゾーンに入ると 藤森建築の写真に ユニークな椅子がお出迎え。椅子には座ってもいいという、生きた作品の展示がいい。写真は増田彰久の作品。


そこはまるで増田さんの写真展みたい。でもその被写体は『唖然』とさせられるものばかり! 見ているだけて笑えました。というより、実物を観て、入ってみたくなりました。

つづいたお隣にはタイル張りの車が展示。


『なんだこりゃ?』


多治見にタイルのミュージアムがあるみたい。行きたくなった!

つづいての展示は、都内が海面上昇したあとの都市のありかたを示したかのような展示。


子供が写真にいたずらしたようなコラージュ作品は笑え、それに対して 模型の方は環境問題について考えさせられました。

次の部屋は 滋賀県の『たねや』とその別館『ラ・コリーナ近江八幡』の藤森建築についての総合的な展示。


ここは以前、2度ほど訪問したことがあるので、めちゃ興味を持って観ることができました。

⬆《草屋根》 ラ コリーナ近江八幡


つづくワークショップのエリアでは、なんと無料でお茶の接待。
「やった~ のんびり本(たくさんの本が閲覧できるので…)を読むぞ~」と思っていたら、スタッフから、「あと30分で閉館ですから時間に気をつけて」と。あと4展示場残しているのに…

あとは駆け足。
ラ コリーナの建築のドキュメントのフィルムはちょっと観ただけ。残念。

あとは変な茶室の数々。笑える。



最後は『路上観察学会』という、まわりにある変なものをとらえた写真の展示。これがまた、タイトルが絶妙。駆け足になってしまったのが、またまた残念。

急いで展示会場をあとに 洋食屋さんで夕食をとって、Uターンです。
さぁ
「水戸室内管弦楽団 第99回定期演奏会」です!
レポートは、あとで!