第30回うえまちコンサートバロックの夕べ in 大阪市立美術館 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

今日はのんびりスタート。旅館の豪華な朝食のあと、部屋で10時までテレビ。日曜美術館では 百鬼夜行の特集。先日 京都の妖怪ストリート行ったばかりだから、なんか身近。天気予報では今日も体温超えの暑さの関西。

チェックアウトのあと、新世界まで歩いて、床屋とスマートボール。今日は200円で大阪みやげを取っちゃいました!

お友達と天王寺で待ち合わせ、昼食。
そして向かったのは、
大阪市立美術館、玄関ホール(天王寺動物園内)
14時~

第30回うえまちコンサート
バロックの夕べ in 大阪市立美術館

テレマン室内オーケストラ(モダン楽器)
ヴァイオリン:浅井 咲乃
ヴィオラ・ダモーレ:姜 隆光


前半のプログラムは
🎵バッハ:G線上のアリア
🎵パッヘルベル:カノン ニ長調
アリアは一昨日、大オーケストラで聴いてきたばっかり!今日はチェンバロつきの各パート1名のアンサンブルという 対照的な編成。ですから同一には比較できませんが、今日は後半の反復を省略。編成からみれば、今日こそ反復をしっかり行った 自由な演奏ができるのに! ただ 今日は初心者も楽しめるというコンセプトですから、一昨日とは違う! そのあたりも関係したのでしょうね。
アリアはテンポは速いものの、落ち着いた演奏でまとめました。
カノンも速めのテンポで ハッキリと聴かせるパートを押し出した息の揃った安定感のある演奏。

🎵テレマン:ターフェル ムジーク第1集~第4曲 トリオソナタ 変ホ長調
ヴァイオリン2本と通奏低音という編成。
4つの楽章からできている穏やかな作品。

🎵ヴィヴァルディ:ヴィオラ・ダモーレ協奏曲 ニ長調
ヴィオラ・ダモーレ:姜 隆光
姜さんのヴィオラ ダモーレは5年振りくらいかな? この共鳴弦のある楽器の協奏曲は テレマンで聴きたかった曲のひとつ。今日は前半の曲が発表されていなかったため、これは想定外の嬉しい驚きになりました。
ヴィオラ ダモーレの優しく美しい音色に癒されました。とても丁寧な演奏。楽器の特性を生かすべく テンポを動かしながらの演奏は 息の合った仲間ならでは。通奏低音がバッチリ支えた安定感のある演奏は素晴らしかったです。

休憩の後
🎵ヴィヴァルディ:「四季」全曲
ヴァイオリン:浅井 咲乃
浅井さんの四季は何度か聴いていますが、毎回 ちょっぴり進化していてワクワクさせられます。今日は延原さんなしの演奏なので どう変わってくるか…
各パート1名なので、3つのヴァイオリンが時に浅井さんと対等に掛け合いを演じてくるのが、いい。
色鮮やかな春。まったりした夏。躍動的な秋。雪晴れのような冬。
延原さんの指揮の時にみられる~強烈な描写音楽からは一歩離れた、日本的な美の~はんなりとした~四季の風景が見られました。

音楽会が終わり、当初はすぐ帰宅のつもりでしたが、朝の『百鬼夜行』TVで思い出したのは、高台寺の百鬼夜行のプロジェクションマッピング投影の夜間拝観。調べてみれば8月1日~じゃないですか!
「これは妖怪たちから私に来てIとのお誘いにちがいない!」
ということで、寄り道します。
そちらの日記は、別にあげます!