『宮廷音楽への招待状』アスピラート 音楽ホール:中野 振一郎・川田 知子 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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防府市内の小さな巡検をしたあとは、アーケードの残る商店街を歩いて防府駅前へ戻り、午後のコンサートのホールへ。


『宮廷音楽への招待状』

アスピラート 音楽ホール
14時~

チェンバロ:中野 振一郎
ヴァイオリン:川田 知子


前半は、中野さんのチェンバロで
~貴婦人たちの音楽会~と題して
🎵クープラン:恋のうぐいす
で スタート。
前半は、ほとんどチェンバロについてのレクチャーコンサート。
チェンバロの仕組みや、発音様式などの説明を加えながら
🎵クープラン:神秘のバリケード
🎵ロワイエ:スキタイ人の行進
🎵ボワモルティエ:のみ
と、楽しいお話が続きました。

そしてまとめに
🎵フォルクレ:組曲第1番 ニ短調~4曲
フランス ルイ王朝の音楽を、生き生きした演奏で聴くことができました。
私は お酒と暖かさで だんだん気持ち良くなってきました。

休憩のあとは、ヴァイオリンとの二重奏で
🎵ヘンデル:ソナタ ニ長調
有名なこの曲。第1楽章はチェンバロの音が楽譜より とっても多いような、アグレッシブな演奏が聴けました。

🎵モーツァルト:ソナタ ト長調 K.27
川田さんを チ『ェンバロの後ろ』に立たせての演奏。モーツァルト10歳くらいの作曲で、モーツァルトのチェンバロソナタに、父 レオポルドがヴァイオリンを加筆したのではというもの。宮廷行脚の旅の中で、モーツァルトの弾くチェンバロの後ろで弾いていた その形式で。
モーツァルトの子ども時代の曲を、この頃は 中野さんの演奏で聴けるのが嬉しいです。

🎵ルクレール:ソナタ ニ長調
この曲は初めて聴く曲でした。技巧的パッセージを織り交ぜた素敵な演奏。この2人の演奏では やっぱりルクレールをしっかり聴かないと。長い音の前半にビブラートを掛けないという 音の組み立てが絶品でした。

終演後 サイン会。お2人とちょっぴりのお話と、サインをいただくことができました。

そのあとは、防府駅から電車で徳山へ。

この演奏会の前後の日記は、このあと 買い上げます。そちらをご覧ください。