『チェンバロ音楽の旅』:高槻現代劇場 レセプションルーム | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

その後、ここから向かった先は高槻。

 『チェンバロ音楽の旅』 

16時~ 
高槻現代劇場 レセプションルーム


チェンバロとヴァージナルを中野振一郎さん。
カウンターテナーを五十嵐正嗣さん。
ヴァイオリンソロは浅井咲乃さんと三谷彩佳さん。
チェロソロは曽田健さん。
指揮とお話は もちろん延原武春さん。
お馴染みのテレマン協会の方々の演奏でした。


プログラムは
最初は、ヴァージナルとカウンターテナーでエリザベス1世の時代
🎵W.バード、🎵J.ダウランド、🎵T.モーリーの作品

続いてに渡り
🎵フレスコバルディ、🎵カッチーニ、🎵S.ローザの作品

私の知っていた作品は
『流れよわが涙』
『アマリリ麗し』
だけでしたが、この時代の作品は、初めて聞いても みんな耳に心地良く入ってくる。
それは中野さんの1曲ごとの説明が わわかりやすいからかもしれません。

後半は弦楽合奏、今日は現代楽器、が加わりました。
解説は延原さんと中野さんのダブル。なぜかやたら楽しい。
最初の曲は
🎵A.Vivaldi:2つのヴァイオリンとチェロの協奏曲 二短調 作品3-11
旋律が豊かなバロックの世界。表題には入っていませんが ヴィオラもソロで活躍。掛け合いの妙技が存分に味わえました。

続いてプログラムに無かったのですが 延原さんがオーボエを持ってきて
🎵テレマン:オーボエ協奏曲 へ短調
管楽器が入ると華やかで 聴いていて楽しくなります。嬉しいオマケ。

次は
🎵C.P.Emanuel Bach:シンフォニア ロ短調 Wq.182
感情過多様式のこの曲。本当にこの頃の天気みたいにゲリラ的。Beethovenが生まれた年に作曲されたとお話がされました。

最後は
🎵C.P.Emanuel Bach:チェンバロ協奏曲 イ長調 Wq.29
これも起伏の激しい曲。中野さんにピッタリ。第2楽章は、どん底に暗く演奏しますって 言うので期待していたら、とってもきれいでした。本当に見事な演奏に大満足。

アンコールは五十嵐さんが加わって
🎵ヘンデル:『オンブラ マイフ』
堂々と声が見違えるように伸びていました。この方、バロックが得意なのかな。また20代の若手。これからの活躍に期待しちゃいます。

今日は三宮に移動して、いつもの健康ランドでゆっくり休みます。
でも明日の予定が白紙を通り越して透明状態。どうしよう…