オーケストラMZIMA: ルネこだいら | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~フランス革命だぁ~

オーケストラMZIMA 演奏会

ルネこだいら
13時30分~

この団体は 古楽器奏者 諸岡範澄さんが率いるアマチュアオーケストラ。今回は もちろん諸岡さんの指揮ということと、演奏曲目で わざわざのお出かけ。西武線沿線へのお出かけの気分は、横浜からだと 関西に行くのと変わらない(笑)

プログラムは
🎵F.J.Haydn:交響曲第85番 変ロ長調『王妃』
🎵P.Vranicky:性格的な大交響曲 ハ短調『フランス共和国の和平に』

私の目的は、もちろん後者!
アマチュアオーケストラですので、レポートは簡単にします。
諸岡さんの作る音楽は、アグレッシブで生き生きした演奏。良かったです。

Haydnはリズムを際立たせながらも、流れるよう。リピート後の装飾は、変奏曲(第2楽章)のフルートに見られました。
Vranickyは各楽章に具体的な音楽の内容が記されており、音楽も交響曲=ソナタ形式 というHaydnからの『交響曲』という図式(束縛?)から外れた~主題が並列的に配置されたり~自由でユニークな作品。革命から平和へと進む構成で、具体的な音楽による描写は、後のBeethovenの戦争交響曲に通じるものが感じられました。
聴いていて ワクワクでした。うわべだけの曲と悪口いわれそうだけど、楽しさは抜群。暮れの第九の前座にいいかも って思う曲でした。

私としては「オーケストラ シンポシオンの復活を!」と、切に願いたくなりました。