~やっぱり素敵~
今夜は
神奈川フィル 定期演奏会
19時~
みなとみらいホール
指揮:サッシャ・ゲッツェル
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ソプラノ:森 麻季
今回はソリストに森さんが登場。『踊れ喜べ幸いな魂よ』を歌うと聞いて、いてもたってもいられなくなった次第。実は今日、池袋でも素敵な音楽会があったのでギリギリまで決まらずにいたのでした。で、結局 森さんを取りました。
仕事から駆けつけ 着いたのが、開演15分前。当日売りに行くと、なんと 1階1列ど真ん中が空いている。一番安い席で入る予定だったのですが、ここならいいか…と、一番前の席を購入しました。
指揮者はウィーンのサッシャ・ゲッツェルという若手。初めて聴く指揮者。
最初に弦楽器のみで
🎵W.A.MOZART:アダージョとフーガ
気合いいっぱいで演奏されました。
続いて
🎵W.A.MOZART: モテット『踊れ喜べ幸いな魂よ』
黒地に黄色の素敵なドレス
この曲を森さんで、6年前に水戸で聴いてめちゃ感動。その時よりは ちょっぴり柔らかい声になった感じでした。
このモテットは、以前 私も歌ったことのある、歌のパートは ほぼ暗譜をしている超お気に入り曲。
一番前だったので、直接音がダイレクトの状態だったので、微妙なニュアンスを聞き取ることができました。ただホール全体が共鳴し、包まれるような感覚に満たされなかったのは、ちょっぴり残念。それにしても 森さんの弱音の美しさはピカイチ。
軽やかな素敵な声が堪能できました。有名な『アレルヤ』も華麗に、爽やかに、駆け抜けました。
後半は
🎵マーラー:交響曲第1番 ニ長調『巨人』
会場に入ってからメインの曲を知りました。ちなみに 指揮者の名前は、今 日記書いた時にプログラムを読み返して確認しました。森さんでモーツァルトのモテット…しか頭になく、今日 ホールに来たので…
今日の演奏は、テンポ遅めのじっくりしたスタイルかと思いきや、激しい部分を煽る煽る。
ゆっくりの部分では じっくりじっくり、中音域の楽器までしっかり聴かせる。
ポルタメントも甘い甘い。
じっくりマッタリ。でも 第4楽章の最後に、指揮者はおしゃれなスーツのボタンを引きちぎって 大ジャンプ。ホールを熱狂のるつぼに燃え上がらせる。
急緩の対比の鮮やかな大見得を切る演奏でした。
今夜は携帯の電源が切れてしまったので、家に帰ってからの日記だったので、遅くなりました。