旧国鉄 宮原線 廃線跡を歩く:前編(竹筋コンクリート アーチ橋) | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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国鉄、宮原線の廃線跡をまわりました。

訪問日、2019年12月31日。

2回目の訪問になります。
1回目とは逆に 熊本県側から大分県側に向かいました。

宮原線にある7つのアーチ橋は、戦時中に建てられたので、竹筋で作られたコンクリートアーチ橋です。 どれもが『登録有形文化財』として指定されています。

・幸野川橋梁
アーチの間に2つの穴があいているのが、おしゃれ。
宮原線で一番綺麗なアーチ橋。

↑アーチの間に2つの丸い穴が空いています



・北里橋梁
北里駅に隣接。小さな橋ですが、間の道は 車が走ります。

↑一番小さな左の下が道路


・塩井川橋梁
宮原線で 今、最もまわりの風景に溶け込んでいる、美しいアーチ橋。春から秋にかけては 里山の風景の中に入ります。

↑田んぼの中にあります

↑元は遊歩道として利用していた?ので柵があります


↑橋からの築堤


・堂山橋梁
塩井川橋梁の隣にあります。こちらは高さはあるものの、短め。
今はすぐ脇に、公共の『ホタルの里温泉』があります。

↑温泉の前から



・堀田橋梁
狭い谷合の川と道に掛けられた曲線のアーチ橋。横に歩道があり、その支えはレールの2次使用。道路の上のトラス橋は撤去されています。

↑手前に出ているのが歩道



・廣平橋梁
9連アーチの見事なアーチ橋。
当時の写真を見ると 橋の下は田んぼ。今は荒れ地で、冬でないと到達の難易度が上がりそう。
と、思っていたら、豆腐屋さんの奥、温泉のところになんと橋台があり、その脇から入っていくと、楽にたどり着けました。

↑下流側右岸から

↑下流側左岸より

下流側から左側の7連

↑↓上流側 左岸から(行きと帰りの時間差)