~聴きたかった~
週のド真ん中。
仕事疲れが一番のあたりに 気合いを入れて向かうハズだった N響定期。1年前から楽しみにしていたプログラム。
P.I.Tchaikovskyのピアノ協奏曲第2番が聴けるハズだった。
震災と原発で ピアニストと指揮者が変わって 曲目変更になったら最悪、と思っていたけど1ヶ月前になっても変更の告知が無いので、GW直前にチケット購入。
そしたら先週、ピアニストと曲目の変更。もう最低。
ということでテンション最低。なので、レポート手抜きになります。
NHK交響楽団 定期演奏会 Bプログラム
19時~
サントリーホール
指揮:アレクサンドル・ヴェルデルニコフ(予定通り)
最初に
🎵グリンカ:『ルスランとリュドミーラ』序曲
重心の低い、金管が吼えまくる 強烈なスタート。
このペースじゃもたないゾー って心配をよそに、 突き進む 突き進む。
普段 バカでかいNHKホールで弾いているから、サントリーだと余裕かな。
続いて問題の
🎵P.I.Tchaikovsky:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
ようこそ日本へ!
有名なこの曲。ダイナミックに響かせるかと思いきや、繊細で精巧な表現もなかなか。ペダルが荒いかな~みたいな感じもしたけど、枠組みはしっかりしていたので 安心して聴けました。
座席が2階RBだったので、ピアノの音が小さめだったのが、残念。でもここ S席 8150円。曲目変更は、金返せ~レベル。
後半はまったく知らない&興味ない
🎵ラフマニノフ:「交響的舞曲」
第1楽章の最初聴いて、こりゃ最低~ と思ったのですが、中間部の木管のアンサンブルは一転 素敵な装いに。
第2楽章は 表題そのものの ワルツのリズムが重々しく出てくる。響きも不気味で、時折さしこまれる金管の恐ろしげなファンファーレが不気味さを煽る。
終(3)楽章もスラブ風の響きの中、何度か頂点を築いては壊し、という消化不良。
眠気をさそうってよりは、初めて聴いたので、このあとどーなるのって感じで集中させられました。
ラフマニノフの管弦楽曲はほとんど聴かない私ですが、思ったより良かったって印象でした。
今日はテレビ撮りしていたので 復習しなきゃ。ラフマニノフさんと お友達になれるかな。
でもこのプログラム、変更なく行っていたら、あまりに地味すぎる。過半数の聴衆は変更歓迎かもね。
それとプログラム見てビックリ。今 N響にゲストコンサートマスターとして、ライナー キュッヒルさんが来日中。でも今月の定期はこのプログラムだけ弾かないという。聴きたかったので残念。今日のコンサートマスターは篠崎さんでした。
最後に…
曲目変更に怒りまくって、他のオケのチラシ見ていたら、なんと都響の9月定期でP.I.Tchaikovskyのピアノ協奏曲第2番が、上原彩子さんで演奏するじゃないですか! これならキャンセルの心配なさそう。
6月に1回券発売買いに行かないと。