秋吉台から角島まで、山口県の1日ドライブ | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~むかつく 魅力的~

瀬戸内海を見ながらの朝湯は、最高でした。

美味しい朝食でエネルギーを補給したあと、最初に向かったのは、35年振りの訪問となる 秋芳洞。ここは 高校の修学旅行で来て以来。完全に記憶から消えている。入洞して うっすら記憶がよみがえってきたものの、やはり怪しい。
大学に入ってから、日本各地の鍾乳洞にかなり入っているので、そこからは比較して観れました。
驚いたのは その空間の広いこと!


高い天井から鍾乳石が下がっていました。その天井をじっくり見ながら歩いたのですが、コウモリが見れず、残念。それに対して いろいろな造形の石の芸術は楽しめました。ただ それらに時代を感じる名前がつけられているのが、私的にはイマイチでした。
その後 鍾乳洞の上側に車で移動。俗に秋吉台と呼ばれるあたり。行って驚き!山全体が奇妙な風景を作り出している。これが本当のカルスト地形かと 納得。成因は異なりますが 北海道の宗谷岬近くの丘陵に似ていました。この感動は、修学旅行での記憶がまったく無いからでしょう。あのときは ここを通らなかったのか、寝ながらホテルに向かったにちがいない。
そして ここに行ったもうひとつの目的、秋吉台科学博物館は月曜日でお休み。めちゃ残念。でも 展望台からのカルスト地形はゆっくり歩いてみたいです。今日は風があまりに強くて歩くのを断念したので…

次に目指したのは 日本海に面した仙崎。途中に修学旅行で泊まった温泉があり、でも今はホテルはない模様でした。

仙崎の目的は 前回、混んでいてゆっくり観れなかった、金子みすゞ記念館。月曜日 休みだったらどうしようと不安でしたが、大丈夫でした。
今日はじっくり ゆっくり過ごせました。
また、金子みすゞの墓もすぐそばにあるとのことで、遍照寺に立ち寄り。墓碑銘が消えかけた小さな古いお墓がありました。

ゆっくりし過ぎて ちょっぴり焦りながら向かった先は、今回、車を借りた目的地、角島。海の上を走る角島大橋を通ること。それに角島灯台。
この時は 本州の最西端だと思っていた。
本州の東西南北制覇のつもりで…

途中には寄り道したい場所が、あちらこちらに見つけられるのもこの地域。特にむかつく(向津具)半島は行きたいオーラ、出しすぎていました。

まず出迎えてくれた角島大橋は 凄かった。


ここは日本?って思う風景。
通るだけでワクワクしちゃう。無料が信じられない、って 生活道路だから当たり前か。

そして角島の西の端、角島灯台は なんと強風のため閉館。これは残念。また来なさいってことで、今日の予定終了。

あとは 山口県のトレードマーク、橙色のガードレールを堪能して帰るだけ、と思っていたのですが、ナビを車の返却地 下関に合わせたら、ちょうど返却時間。ならば 時間の減り具合から もう1箇所の寄り道できそう。
山陰本線の こっとい(特牛)駅。ちょうど上りの気動車が到着するところ。列車が見れてラッキーでした。

タイムオーバーで下関に向かう途中に、本州最西端の看板があり、先程の角島が島で 本州最西端ないことに気がついて、ショック。
また来ればいいってことで…

下関で車を返却し、飛行機の時間までは門司港散策。
夕食はもちろん 門司港名物 焼きカレー。


関門海峡の夕焼けを見て、美味しい焼きカレーで満腹。

小倉からバスで北九州空港に。
北九州空港から羽田へ。
JALの最終便は小さなE170型旅客機。乗ってびっくり!シートがレザー張りのリニューアル機。フカフカのビジネスクラスみたいでした。
帰りは快晴。北九州から宇部空港を見て、昨日 訪問した町を下に見ながら、岡山市までは夜景でどうにか町がわかるフライトが楽しめました。

楽しい、めちゃ濃い2日間になりました。
早く寝ないと 明日が大変だぁ。