ラ・フォル・ジュルネ 2012①~1 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

~熱狂の日2012~1~

GW突入も あいにくの雨。

今日は仕事でしたが…
仕事が終われば 行きますよ~
東京国際フォーラム。

今日から5日まで
『ラ フォル ジュルネ オ ジャポン 2012』
熱狂の日 音楽祭 2012

そして今回の私的メインプログラムが今日の最終公演にあるので、夜になってから来ました。

まずは
20時~
ホールB7

カペラ サンクトペテルブルク
指揮:ヴラディスラフ・チェルヌチェンコ

ロシアの合唱曲のプログラム。ロシアの合唱曲ですから、もちろんア カペラ。

🎵スヴィリドフ『皇帝フョードル イヴァノヴィチ』付随音楽から3つの合唱
🎵スヴィリドフ『祖国への讃歌』から3曲
🎵ガヴリーリン『鐘の鳴る音』から2曲
ここまでは芸術的なスタイルで書かれた作品。時にソロを加えた演奏は それは見事。
アカペラの真髄ここにって感じです。
暗めの歌詞が多いので、テンポは遅めのじっくり系は私好み。

函館のハリストス正教会の中で、イコンを見ている気分。これこそが『本場』の音。
素晴らしいのひとこと。

締めくくりは
ロシア民謡を3曲
🎵『12人の盗賊』
バスのソロに合唱が伴奏。
大好きな北の風を感じる、ほのくらい旋律は 心に突き刺さってくる。
超低音のロシアのバスの深い音に、もうメロメロ。

🎵『鈴の音は単調に鳴り響き』
こちらはテノールのソロ。
旋律の美しさはピカイチ。
気分は私の知っている北の風景の 最終段階に飛んでいきました。
涙なくして聴けません。

🎵『バールィニャ』(奥様小唄)
最後は男女のソロの掛け合いのある楽しい曲で、締めくくり。
私的には ロシアの土の香りのする(暗い)曲で締めて欲しかったかも。
明るい曲で会場は大いに盛り上がりました。

入場の時に歌詞カードが手渡されました。これはありがたかったです。

最後で私の気分は、函館から道東の北方の林の中にある、上武佐のハリストス正教会に行ってしまいました。

最初からこのレベルは凄すぎ!
どうなる今年の熱狂の日。

なお この公演はNHKがテレビ撮りしていたので、 もしかしたら クラシック倶楽部 で放映するかもしれません。

今日はこれからもう1公演。
熱狂間違いなしの 凄すぎるプログラムとソリストです。