『パロディ、二重の声』展(東京ステーションギャラリー)と上野動物園 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

春分の日の今日、午前中からスタート。
まずは東京駅へ。

東京ステーションギャラリーで開催中の

『パロディ、二重の声 ――日本の一九七〇年代前後左右』展に行きました。

HPには
『1960年代から日本のアーティストが頻繁に実践し、70年代に入るとテレビや雑誌などを通じて社会的に流行した「パロディ」。ありとあらゆる文化がパロディに染まったこの現象は、モダンとポストモダンの隙間に開花した徒花であったのか?
日本語として定着し、それでいてなお不明瞭なこのパロディという技術または形式を、当時の視覚文化を通じて振り返ります。
生々しく具体的な表現と社会の交錯を、多数の珍しい出品作を通じてお楽しみください。』
と、ありました。昨日のeテレの日曜美術館で紹介されたので、かなりの混雑を覚悟をしながら向かったのですが、意外や空いていました。

エレベーターで3階に上がると、山縣旭 作のモナリザを他の時代の名画にその作風で嵌め込んだ作品が迎えてくれます。なかなかのインパクトと可笑しさで堪りません。写真OKもいい。





そのあとはもう 「何これ?」と「マジうける~」の連続。





私的には『鉄』ということもあり、平田実 作のディスカバー ジャパンのポスターをもじった作品と



河北 秀也 作の1970年代後半の営団地下鉄のポスターはツボでした。











そして最後に 白川義員の写真を利用して訴えられた裁判の記録を掲示して、パロディ作品に対する著作権と表現の自由について考えさせるところでまとめていました。

作品の価値はそれほどの作品ではありませんが、本当に楽しめて 考えさせられる展示でした~会期は4/16までです~

図録、購入しました!


その後、桜がまだまだなのにめちゃ混んでいる上野に移動。時間があったので、今日が開園記念日で無料公開の 上野動物園で時間調整。
パンダは20分待ちでしたが、列に並ばなくても 見学通路の後側から寝ているパンダをしっかり見ることができました。あとは新しい展示になってから初めての、熊やアザラシ、アシカあたりでゆっくり時間を費やしました。

動物園から東京文化会館へ。

とても贅沢な室内楽コンサートに!

レポートはあとで書きます。