温泉と芸術のテレビに浸る、大晦日 | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

大晦日!
2016年が終わってしまう実感が無く、いつもの仕事に出る時間に起きて、朝食。それから仕事の鞄から財布などをお出掛けザックに入れ替えて、のんびりとスタート。

どうしても家でゴロゴロできない性格は変わらない。段ボール山積みのCDにDVD、さらにLPにVHS、そして床が抜けそうなほどの本もあるのだから、家にいても充実した1日(1年でも?)が過ごせるはずなのに…

18きっぷでお出掛け。 


天気もいいので、桜木町駅スタート。

今日はお昼過ぎに『港の市場で海鮮丼』を狙っていたのですが、桜木町駅で電車を待っているときに気がついた。

今日は大晦日だ!

市場って休みじゃん。開いているのは観光客相手の~一見さんで稼ぐ~お店くらいなので今日は避けた方が賢明。

で、どうするか…

18きっぷなので『久し振りの路線に乗ろう』ということで、磐越東線の接続を調べたら、バッチリ。


予定大幅変更で 横浜から湘南新宿ラインで宇都宮へ。この電車~グリーン車、横浜ではガラガラが~、新宿を出ると満席。渋谷~池袋でだれも降りない!ほとんどが宇都宮までの利用ということに驚きました。
次の宇都宮から黒磯までの各駅停車、4両編成の電車が満員。そしてその車両が205系という、通勤型車両。タネ車は何色かはわかりませんが、山手線や中央線の北関東移転。ドアが半自動になり寒さ対策はあるものの、乗り降りがあれば寒気が車内へ吹き込んでくる。清掃しやすいなどの効率優先のJR東日本の車両運用、ムッとします。北関東以北は少なくとも近郊型車両にすべきだと思います。

黒磯からは交流電化区間で乗り換え。
北東北で超不評の通勤型仕様の701系の6両。2~4両が普通と思っていた郡山圏の各駅停車、18切符対策の増車ならば なかなか。こちらはゆっくり座れました。

黒磯を出発すると低層雲が広がって曇ってきました。

今日は久し振りに東北本線を各駅停車で通ったような気がします(いつだかのヒラメキ18切符磐梯熱海以来。でも明日か明後日にも通る予定ですが…)。

ここからは15年振り、仙台フィルの定期会員、新幹線まで乗り放題の切符の時以来、の磐越東線。前回は 小野新町で『リカちゃんキャッスル』に寄ったのを覚えています。
今日は郡山からいわきまで途中下車なし。郡山では帰省で満員のキハ112+111の2両の気動車。コンクリート枕木の導入で、冬枯れの阿武隈山地の里山を軽快に駆け抜けました。



列車に乗って楽しいのは、境界を見つけること。今回ももちろん、中通りと浜通りとの境界を探しました。
行政的には神俣と小野新町の間がそれの様。しかし 地形を見ると なかなか複雑で これは歩いても面白いような感じもしました。
そんな中、中通り側は常に家が点在している丘陵の縁を走るのに対して、浜通り側は無人の谷沿いを下りていく。これは鉄道の配線だけのことなのだろうか?
車窓からの風景を見ている限りにおいては 小野新町をはさんで列車の本数が大きく減るのも納得。小野新町から先は降車客もなくなり落ち着いた車内になりました。

今日はいわきで夕食。もちろん駅ビルの中の半田屋。半田屋は仙台でのお決まりの食堂のひとつ。安くてお腹いっぱいに。

あとは常磐線で湯本へ。ホームに下りていくと 案内板にシールが貼られているのが目に入る。常磐線下りの『竜田』(から先鉄道が不通)はわかりますが、磐越東線が『郡山、仙台』は…。下には『小野新町、郡山』。そのままでもいいと思うのですが…





今夜は湯本温泉では有名な宿が軽い朝食つきで 大晦日なのに1人で取れました(それも数週間前に)。


↑これは湯本駅前の足湯

湯本の町で夜食を買い込んでチェックイン。温泉でサッパリしたので あとはテレビ三昧。
本来であれば、音楽会などの総括をするのでしょうが、私は新しい年を年度で切り替えているので(4月以降の音楽会のチケットがなかなか買えない)、今日はスルー。そんなあと3ヶ月残っている今年度の音楽会で、上位間違いなしのN響第9のテレビ放映やクラシックハイライト、ゆく美くる美(今年一番印象に残った瀬戸内国際芸術祭が見れそう!)をゆっくり見たいと思います。それより今やっている中村紘子さんのドキュメント、目が離せない!
これ録画し忘れてる😱

今年1年、自分のことしか書かない日記におつきあいいただき、ありがとうございました。