瀬戸内国際芸術祭2016:小豆島-1日目~醤油の香りが漂う町歩き | 北十字の旅と音楽会記録が中心の日記

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旅と鉄道と温泉が大好き。
そして、クラシック音楽も好きなもんだから、音楽会を理由に、日本国内を旅しています。
音楽と旅を中心に、日記を書いていきます!

今日は朝4時半起き!
朝風呂でサッパリして5時過ぎに 健康ランドを出発。歩いて神戸港まで30分弱。

6:00発のフェリーで小豆島、坂手港へ🚢
このフェリーのハイライトは、なんといっても、明石海峡大橋の下を通るところ!4階の船上デッキで見る迫力は、「乗って良かった」といえるものでした。





そのあと桟敷で仮眠していたら、あっという間(実際は9時過ぎ)に坂手港に到着。

今日からは夏に続いて 瀬戸内国際芸術祭(トリエンナーレ)

下船を待っているその目の前に、すでにトリエンナーレの作品がお出迎え。
ヤノベケンジのキラキラ太陽の光を反射させながら回っている作品でした。

そのあとで坂手港の観光案内所に行くと、とても詳しい展示品配置の地図が、各集落毎にあり、私の小豆島での時間の使い方を言うと、とても的確なアドバイスと その地図を渡してくれました。

最初の坂手集落は9箇所の展示。
ここでのメインは、ビートたけしがヤノベケンジと組んで作った作品。20分毎に水を噴き出す。古井戸から化け物が出てくるというコンセプト。



その奥にあった坂本大三郎の作品もユニーク。小豆島の名産 素麺に投影されているアイデアは最高!



廃棄物のようなものからお面を作ったり、木道の台を歩いて町を俯瞰したりと、なかなか。
あと 興味深く観たのは、八木良太の井戸を万華鏡とする作品。3つのうち、1つしか正常に動いていなかったのが残念でした。
また この地域に、壷井栄の生誕の地がありました。たくさんのお花の真ん中に100年の老オリーブの木があったのが、小豆島らしかったです。



続いてお隣、醤の郷。近づくにつれ、醤油の香りが漂う、それはビックリの醤油の町。
ここではまず、お醤油のソフトクリームを食べてクールダウン
トリエンナーレの作品は9箇所。
気になった1つ目は京都造形芸術大学の作品。
『竹の茶室』
竹で建てられた茶室かと思えば、竹林を抜けたところに、真っ白い小屋があり、ちゃんと躙口から入るように出来ている。でも中は畳にはなっているものの、窓や壁、天井はモダン。ちょっぴり落ち着かない茶室でした。



ここで最も集中したのは
『小豆島のカタチラボ』
小豆島の標高ごとの特徴を絵本にしたり、言葉のイントネーションを木琴で並べたり、積み木で小豆島に入るフェリーの形を作ったりと、それは面白い作品の数々がありました。







そのあと訪れた、清水久和の
『オリーブのリーゼント』
はめちゃ笑えました。リーゼントのウィッグも用意され、それを着けての撮影をしている方々の嬉々たる表情を見ていて、和みました。



次の安田地区では 展示はひとつ。
岸本真之の『つぎつぎきんつぎ』
小豆島の町で廃棄された食器などをくっつけた造形作品。これはその形も見事で 感心しちゃいました。



このあと遅いお昼をこの町の醸造工場のお土産屋さんのお食事ところで、
『ひしお丼+素麺』のセット。
量の多さとリーズナブルさに、夕食を心配してしまう。



そして今日最後に訪問したのは、草壁地区。ここは4箇所。
最後に締めたのが、ジェラート屋さん。なんでそれが展示作品だかはわかりませんが、3つ盛り 500円、生姜、醤油、カボス、それぞれ小豆島原産のジェラートをいただきました。



そこで今日は時間切れ。
15時のバスで土庄へ移動。レンタカーを借りて、今日のホテルへ。
意外にホテルが近くて、16時15分頃にはホテルに入ることができました。

温泉つきのホテル。部屋からはもちろん、露天風呂からも今日の夕日は綺麗でした。



夕食は昼食が遅かったので、鯛めしのお代わりせずにお腹いっぱい



今日は半袖Tシャツでたくさん歩いたら、顔が日焼けでヒリヒリ。
充実した1日を過ごせました。