2533:オマケの人生 | 名古屋で精進する社長の独り言

2533:オマケの人生

 
2013年2月27日(水曜日)の朝、急性心筋梗塞になりました。


もう7年前にもなるんだなぁ…。


水曜日の未明にトイレに起き、胸の違和感を感じました。
前の晩に友人と深酒をしていたので二日酔いだろうと自己診断。
しかし午前6時を過ぎても気持ち悪さが続き、もしかしたら急性アル中かな?ならば病院で注射を打ってもらおうと病院へ。


血圧を測り心電図をとり医師が驚きの一言を。
「八神さん、急性アル中じゃないですよ、急性心筋梗塞です。今から処置に入ります。」


はぁ?(・Д・?)


自分で理解できぬままストレッチャーで処置室に運ばれ、ステント処置を受け、そしてそのまま2週間、絶対安静の入院へ。


7年が経ったが未だに毎朝毎晩クスリを飲み続けている。
医師による健診は2ヶ月に一度、その際に2ヶ月分のクスリをもらう。


退院したあとに医師から聞いた話では、午前6時に気持ち悪さを覚えた時点で、通常なら約半分の人がそこで亡くなっていたと。自分は運が良かったのだと。


それを聞いてから、これからの人生は「オマケの人生」をいただいたような気がした。


毎朝目が覚めた時に思う。
「あぁ今日も無事に目を覚ますことが出来た」


このオマケの人生がいつまで続くのか、どうなっていくのか、それは誰にも分からない。まさに神様の思し召しのまま。


でも、どこでこれが終わりを告げても、やはりその日までは一日一日をど真剣に生きたいと思う。
ま、一番いいのは「ピンピンコロリ」だね。
朝、いつまでも起きてこないので家族が起こしに来たら亡くなっていた。
病気入院などで家族に迷惑を掛けることもなく、それが最高の終わり方かも知れないね。


オマケの人生、自分は自分なりにまた、堪能していきます。




ICUから一般病棟に移った時に最初に撮った写真がこれ。
2013年3月1日の写真。ここから2週間。
思うように動かせてもらえず、不自由な2週間だったなぁ…。







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