NBAのオフィシャル本と大学発行のシーズンガイドとで、食い違いがあったのです。
大学発行のシーズンガイドには、その選手の名前があるのに、NBAオフィシャル本には記載がありません。
その選手の名前は、
クリフ・バーカー選手(Cliff Barker:1921-1998年)
ここから先は、この選手の名前を自サイトに掲載するか否かを検討する際に、調べていった経緯とその内容をお話します。
無名の選手なら、間違いもあるだろうと思っていたのですが、とんでもない。
バーカー選手は、1948年のロンドン五輪のゴールドメダリストでもありました。
このことから、NBAと大学との情報だけでなく、第三者機関からもその存在が確認されているので、NBAオフィシャル本にはなくとも、当サイトに掲載することにしました。
その後も調べていくと、色々なことがわかってきました。
【ケンタッキー大のファブ5】
近年のNCAAファンの間で、『ファブ5』と聞くと
、クリス・ウェバー選手を始めとする、ミシガン・ファブ5を思い起こす方が多いと思いますが、ケンタッキー大にも『 Fabulous Five 』という5選手がいます(当時の紙面などでは、ケンタッキー大の5人も、ファブ5で表記されていますが、訳のニュアンスとして、ミシガン大のように「恐るべき5人」なのか、語源が同じかについては不明です。 Fabulous:伝説上の、素敵な)。
その5選手というのは、クリフ・バーカー選手を筆頭に
ラルフ・ビアード選手
アレックス・グローザ選手
ウォレス・ジョーンズ選手
ケニー・ロリンズ選手
です。
いずれも、アドルフ・ラップ監督の教え子で、ケンタッキー大学は、1948年(36-3)・1949年(33-2)とNCAA優勝を連覇しますが、この5人がその原動力だったとされており、5選手、監督ともども1948年のロンドン五輪のゴールドメダリストです。
そして、それぞれがドラフトを受けて、NBAでプレーし始めるようになります。
特に、バーカー選手は、キャリアの前半を選手兼HCとして務めるという好キャリアをスタートさせました。
ケニー・ロリンズ 1948年 フォートウェイン・ピストンズ
クリフ・バーカー 1949年 インディアナポリス・オリンピアンズ
ラルフ・ビアード 1949年 シカゴ・スタッグスからドラフト、インディアナポリス・オリンピアンズでプレー
アレックス・グローザ 1949年 インディアナポリス・オリンピアンズ
ウォレス・ジョーンズ 1949年 ワシントン・キャピタルズ
彼らを擁した大学チームは2連覇、選手らはプロでプレーと、一見、順風満帆に思えたチームや彼らの人生に波乱が生じます。








