神保町の小宮山書店で「生誕110年 古書市の棚の木村伊兵衛 ヴィンテージプリント展」を鑑賞。
詳細はこちら ↓
http://www.book-komiyama.co.jp/kimuraihei.php?nbid=8a825b48923e3b354bfc0077c3da0b09
ライカの神、木村伊兵衛の非常に貴重なヴィンテージプリントを、まさか、よもや、古書店のフロアを会場として鑑賞する事になろうとは想像もしていませんでした。
木村が生きていた時代、プロの写真といえば即ち印刷原稿でした。プリントが美術品として売買、収集の対象になるとは考えられていなかった時代だといえます。
我が国で写真プリントそのものがコレクションとして売買されるようになるのが、ツァイトフォトサロンやフォトギャラリーインターナショナルが設立された1978年乃至1979年頃からと言われています。
更には木村自身、最晩年に自らの手でプリントを焼却処分してしまった為、プリント作品が極めて少ない状況にあるとの事です。
展示作品は、私が今まで写真集や雑誌等で見慣れたものが多かったです。実際に木村が焼いた作品を見て感慨を覚えました。
戦前の下町のスナップ、沖縄の芸者、戦後の闇市、秋田、伝説の写真誌「光画」に掲載された作品もあって、そのクオリティを堪能出来ました。
私が見たことのない作品も何点かありましたが、それらは全てヨーロッパで撮影された作品でした。
それらを見て、改めて木村の技量が当時の世界的レベルに於いてもトップクラスである事を確認しました。
作品全てに価格が付いていて、販売されていました。
最低価格は百万円也。中には2,500,000円の値が付いていたものもありました。
購入した図録を読むと、本展展示作品を入手した経緯が書かれていました。
神保町の古書市の棚から偶然発見し、入手した過程はかなりドラマチックです。
実際、神保町の古書店ではこの手の話が結構あるみたいです。
偶々購入した古書に、有名作家の書簡が挟まっていたという事もあるやに聞いています。
話が若干逸れますが、東条英機の孫の東條由布子女史が古書店に行った際、何か気になる所があって、そこに手を伸ばしてみたらGHQ発禁第一号となった「東条英機宣誓供述書」が出てきたという逸話もあります。
これに渡部昇一氏が解説を付して、新たに「大東亜戦争の真実 東条英機宣誓供述書」として発売されています。
こういったドラマがあるから神保町通いは止められない。
ニコンサロンbis新宿で「松浦昭子写真展 干潟の営み」を鑑賞。
詳細はこちら ↓
http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/10_bis.htm#05
干潟での生命の躍動感が溢れる作品でした。
鳥たちの生態を中心に展示していましたが、夕日をバックに飛ぶ姿が印象的でした。
干潟イコール大自然というイメージがあったのですが、高層ビル群が間近に迫る場所に干潟があり、そこに多くの生命の営みがある事が新鮮に感じました。
新宿ニコンサロンで「Brian Y.Sato写真展 ごくろうさま:ハワイの日系二世」を鑑賞。
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http://www.nikon-image.com/activity/salon/exhibition/2011/10_shinjyuku.htm#03
年輪の如く苦労を刻んだ深い皺が、ハワイの日系二世の人達の人生を表している気がしました。
海を渡って海外に雄飛した一世は、知らない土地で必死で働き地盤を築き上げていきましたが、二世世代は別種の辛酸を嘗める事になります。前の大戦がそれです。
勇猛に戦い、果敢に攻め、武勲を挙げた日系人部隊は全米の賞賛を浴びただけでなく、人種差別や偏見の解消の端緒となったといえます。
其の様なことも含めて「ごくろうさま」という意志が作品に反映されていたと感じました。
神田明神近くのギャラリーバウハウスで「ロバート・フランク写真展PartⅡ Flower Is」を鑑賞。
詳細はこちら ↓
http://gallery-bauhaus.com/110602_frank.html
大御所ロバート・フランクの未公開作品を含む貴重な作品が展示されていました。
私は7/30に同所でPartⅠを見ていますが、その時に勝るとも劣らない素晴らしいものでした。
展示は、一階フロアにデトロイトの自動車工場を中心とした作品で構成され、二階フロアにパリを写した作品を中心に構成されていました。
20世紀の一断面を象徴するモーターシティであるデトロイトと、永い歴史と文化を持つパリが鮮やかに対比して見せていました。
多くの写真家に影響を与え、フォロワーを生み出した偉大な写真家に触れる事が出来て幸せな気持ちになりました。
小川町のオリンパスギャラリーで「竹下幸二写真展 オホーツクの大地と空・シルエットの風景」を鑑賞。
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http://olympus-imaging.jp/event_campaign/event/photo_exhibition/111027_takeshita/
凍てつく北の大自然と、その中にあっても確実に息づく動植物。
一見する相反する様な事象を見事に捉えていました。
作家さんのオホーツクに対する愛情が見て取れる、美しい作品に溢れた展示でした。
最近、夕方になると睡魔に蝕まれています。
書くべき事は沢山ありますが、更新が追いついていません。
ぼちぼちアップしていきます。
まず、10/29に根津の汐花で「流しの写真家渡辺克巳展 1982印度」を鑑賞。
歌舞伎町界隈で流しの写真家として、多くの人々を写してきた渡辺がインドを漫遊した際のスナップが展示されていました。
丁寧にプリントされたモノクロ作品は、歌舞伎町の人に向けられた視線と同じく優しさを感じました。
本日は神保町へ行っていました。
そういえば、結構大きめの地震がありましたね。
私は三省堂書店に居たのですが、しっかり揺れていました。
他にも書くべき事はあるのですが、疲れたので、もう寝ます。
詳しくは明日。