テラプランニング戦略可視化事業部Repcoの清水です!
前回までは,海外の名だたる企業のBSC導入事例をご紹介してきました。
今回は,日本企業でのBSC導入事例として,東京三菱銀行をご紹介します。
東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)は,日本最大の銀行であり,資産規模で世界有数の金融機関ですね。
2001年から2002年にかけて,同行の米州本部にてBSCが導入されました。90年代後半から2000年代初頭は,日本の金融機関が不況や不良債権に苦しんでいた時期でした。東京三菱銀行は,業界の中では比較的堅調な業績を収めており,米州における経営も安定した成長を続けていました。
にも関わらず,米州本部でBSCの導入を決断したのには理由がありました。
アメリカで立ちはだかったのは以下の4つの弊害でした。
①地理的環境:日本より広大な土地を,限られた拠点網でカバーしなくてはいけない。
②既存の経営手法:組織のミッションは,行内規定から読み取るものであり,戦略を明示することは多くなかった。空気を読む日本的な文化。
③暗黙の戦略:日本的な文化では,戦略は暗黙のうちに共有されていた。
④報酬体系:業績と報酬が明確にリンクしていなかった。
上の4つは,アメリカでの経営が日本とは違うことを見せつけるものでした。
グローバルに経営を行うには,既存の方法に頼っていては難しいと東京三菱銀行の米州本部では考えたのです。
必要だったことは,
国による組織文化のハードルを越えて,経営陣の考える戦略を全行員に共有すること
でした。
はい,BSCはまさに適任ですね!!
戦略を可視化し,戦略達成に全行員を結集させることを目的とし,
さまざまなリスク管理のフレームワークの構築,新しい業績連動型報酬システム導入を支えるツールとしてBSC導入は決定されたのです。
それでは今日はこの辺で。
▼
Repcoの無料メルマガ「ブログでは公開できない経営戦略の話 - 1年で会社を変える方法!」の登録がスタートしました!(隔週木曜配信)
本ブログよりさらに詳しくリアルな経営戦略の話が満載です。ぜひ下記のQRコードか,《r_add@hiki.tv》に空メールを送ってご登録ください!

Repcoとは!?BSCって何?戦略マップって?と思われた方は目次から過去記事をご覧ください。
目次⇒http://ameblo.jp/repcotp/entry-11808506404.html
ご自身の企業にもBSCや戦略マップ,戦略連動型HPが必要だと感じた方は,以下からご相談ください。
【テラプランニング戦略可視化事業部Repco】

