こんにちは!
テラプランニング戦略可視化事業部Repcoの中村です!
前回までの記事で,戦略とは仮説であるということがお分かりいただけたかと思います。戦略に唯一絶対の正解はない。そうであれば,その時点で最善と判断できる戦略を立て,その後に継続して検証・修正を繰り返していけばいいのです。逆に,正解はないということは,その後の検証・修正プロセスが必要とも解釈できますね。
さて,その戦略の検証・修正ですが,BSCを導入している多くの企業では,会議を開くことによって行っています。
たとえば,とある銀行は,合併後の業務統合の段階で「すべての顧客を維持する」という戦略を策定しました。しかし後日,戦略を検証する会議を開いたところ,その戦略が不適当であることに気が付きました。
顧客の中には,預金残高が少なく手数料収入もそれほど入らないうえに,コストのかかるサポートを要求する人も多かったからです。
そこで,戦略を「資産を維持する」というものに修正しました。修正後の戦略は,当初の戦略よりより練られ,洗練されたものとなり,同銀行の売上は劇的に改善されることとなりました。
BSCを導入した多くの企業は,以上のような戦略の検証・修正プロセスを毎月繰り返しています。本記事で紹介した銀行もそうですが,最初の戦略というのは,ある意味直感的な推測に基づく戦略です。しかし,それを叩き台に検証・修正を繰り返していくことで,段々と洗練されたものになっていきます。
また,検証を前提としていれば,それにどのようなデータが必要になるのかもわかり,より事実に基づく精緻な戦略が作り上げられていくともいえます。その過程で,企業にはどんどん知識も蓄積されていくことになります。自社の文化も形成されていくかもしれません。
経営戦略を策定し,検証し,修正する。この一連のサイクルは,経営環境の変化が速い今の時代ではとても重要になります。そして,BSCと戦略マップを活用することで,これらを効果的に行うことができるようになるのです。
それでは今日はこの辺で。また次回をお楽しみに!
Repcoとは!?BSCって何?戦略マップって?と思った方は目次から過去記事をご覧ください。
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