テラプランニング戦略可視化事業部Repcoの村上です!
さてさて本日は前回に引き続き,戦略マップの第一ステップ「作戦行動の策定」に関するお話です。
実際の企業が戦略マップを上手に活用して,社員を納得させた事例を紹介しちゃいます!
まずはA社のお話。
A社(金融業・銀行)はインターネットが現在ほど普及していない時代に,インターネットの爆発的な普及を予測し,20万人のオンライン・バンキングの顧客を100万人にまで拡大することを目標に掲げました。
この目標を社内で発表した時は,社員がみな懐疑的であったと言います。
つまり,社長のビジョンが社内に浸透していない状態だったので,社員が納得していなかったということですね。
そこで社長は戦略マップを用いて,自らが思っていることを図式化しました。
同社の戦略テーマは,
①価値の高い顧客を増やし,その顧客を確保する
②顧客1人当たりの売上を増やす
③顧客1人当たりのコストを減らす
というものでした。
特に,①価値の高い顧客を増やし,その顧客を確保するという戦略テーマについて描いた戦略マップでは,BSCをもとにした評価指標から目標値までがとても細かく設定されています。
たとえば,売上増という戦略目標の場合,
評価指標・・・①製品・サービスによる売上高,②オンライン顧客数とその割合
昨年度の基準値・・・①170ドル,②10万4000ドル・48%
今年度の目標値・・・①940ドル,②41万9000ドル・72%
といった具合です。
もちろんこれはBSCの4つの視点で言えば財務の視点をクローズアップしたものです。
以上のような戦略テーマ→評価指標→基準値→目標値という落とし込みを各視点・各テーマごとに行うことで戦略マップを完成させていくのです。
戦略マップは目標と社員ひとりひとりの業務内容がどのように関係しているかを示す図です。
これを用いれば,社長の考えを社員に浸透させることができるのです。
【テラプランニング戦略可視化事業部Repco】
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