週末、僕は公開授業で都内各所を訪れています。
都内と一口に言ってもそれぞれに土地柄があり、生徒の気質にも違いがあります。
人の個性とはまた別に、土地由来のエートス(文化特性)が教室の空気にどう影響するのか、じつに興味深くはありますが、どこであれ生徒たちはみんなキラキラした目で授業に集中してくれています。
いいでしょここ。東京タワーと東京スカイツリーを同時に見はるかす絶景。
僕のお気に入り。
成城学園では立派なホールで話をさせていただきました。校舎長の平林さん、その節はありがとうございました。あいかわらずの濃い眉と濃いひげ(笑)。圧倒的な存在感と情熱的なお仕事ぶりにさらに拍車がかかったのか、前回成城を訪れたときよりも教室全体に熱いエナジーを感じましたよ。
西葛西には海の香りがしました。あれが江戸前の気風か下町の気質か、生徒が活力にあふれ若い校舎長もいきいきしていらっしゃったのが印象的でした。幾度かのお引っ越しで東進し続け、ついに東進の校舎長にまで成ったのはただの偶然ではないようですね(笑)。さらなる発展型の未来が教室のなかの空気にはっきり予感されました。
府中はともかく校舎長がデカイ(笑)。ヘビー級のボクサーを思わせる風貌に大きな笑顔。生徒がみな人懐っこくて元気なのも頷けます。受験はタフでなければならない。語らずとも背中で語る校舎長。教育者は本来そうあるべきですね(笑)。あの日ブログ読んでますって言ってくれたキミ、ありがとな。更新が遅くてほんと申し訳ない。
兵庫県の塚口衛星予備校では生徒とゆっくり話をする機会がありませんでした。でも元生徒でいま大学生の幾人かのスタッフと話をすることができました。公開授業前に控室に来てくれた二人。ありがとう。偏差値が４０も上がったと言ってくれたキミの感謝の言葉に、数年の時を越え背中を押されるかように、あの日の公開授業の開始前、腹の底に気合いが入りました。
僕には全力で小さな刺激を与えることしかできないのだろうと思います。でも、その小さな知的契機がキミたちのその後の人生に大きな軌道の変化を与えることもあるかもしれないと信じて、倦まず弛まず(うまずたゆまず)精進を続けて行きます。
演壇で熱弁を振るう僕に、キミたちは拍手を送ってくれてます。
でも本当は僕こそがキミたちに感謝の意を捧げその切実な努力に拍手を送るべきであるように思っています。
みんな！本当にありがとうな！
使い古された言葉ではあるけれど、やっぱりこの「夏」は勝負！
原則的な読み方解き方から、過去問レベルの演習までのフルコース、怠らず(おこたらず)、張り詰めず、しっかり頑張るんだぞ！
夏の学習は、基礎原理から一気呵成に積みあげる学習スタイルこそがベスト！本番に一番強い「国語脳」を作るコツだ！
ま、それが一番大変なんだけどさ(笑)。
塚口衛星予備校(木村塾)さまからの差し入れ。
見てこれ『ユンケルスター』！！！ そんな風にそれをご用意くださったその気持ちに心から感謝。
いつも僕は思うんです。
上に立って取り仕切る人間の影響力は大きい。
とある教室の基本的なムードを形成しているのは、その教室を取り仕切る人の人間性だったりする。
換言するなら、校舎の数だけ、教室の数だけ、それぞれの環境があるのでしょう。
ただ。
然(さ)は然(さ)り乍ら(ながら)・・・(それはそうではあるのだが)
やはり独りでできることには限界もあるんですよね。
規模の大小ではなく、価値や影響力の多寡でもなく、なにかを作ることは、沢山の人の力が結集してこそ成る！
それもまた事実。
矛盾しているような話ですが、そういうもんなんだよ。
(ちなみにコレ「パラドックス＝逆説」ね)
そして、こういうのは教室のなかで展開する講義でも、デジタルコンテンツでも、活字になった書籍でも、やっぱり同じことでね。背後には沢山の人がいて、それぞれに意味のある責務を果たし、全体として一つのなにかを作っている・・・そういうものなんです。
そうして人が集まって一生懸命誠実に作られたモノには、人の背中を押す力があるものなんです。
たとえばそう。
それが一冊の参考書でも・・・
ん？
なに？
まさかって？
そうだよ(笑)。
よくわかりました！
でも今回はちょいとした発表も兼ねて・・・・
じゃーん！
この夏、『増刷』決定しました～！！！
やったー！！！
みんなありがとう！！！
原則的な読み方解き方から、過去問レベルの演習までのフルコース！！！
夏の学習は、基礎原理から一気呵成に積みあげる学習スタイルこそがベスト！
本番に一番強い「国語脳」を作る本！！！
僕宗慶二。
この夏、キミの受験現代文学習の最大最強の味方になります！！！
「この本がもう少し早く出版されていたら・・・」
(上に紹介した偏差値４０激増学生からもらったありがたい言葉)
増刷を期にどさくさにまぎれて言っちゃうけど、売り切れ続出で、よーく探さないと見つけられないかもよ(笑)。
追記。
よーく探さないと見つけられないと言えば・・・
僕はどこにいるでしょう？
たった４秒間だけ偶然出演した『金スマ』からの映像(笑)。
(この一瞬のテレビ出演を目ざとく発見してくれた慎先生に感謝の意を込めて)
