我が町は
今月末頃まで
水道の復旧は見込めないらしい・・・

水道の復旧している隣町まで行けば
スーパー銭湯が営業しているので
2~3時間外で並んで待てば
入れる。

だが
そこまで行くガソリンが
もったいない。

ガソリンを買うのも
最近では
徹夜して入荷を待ち
運よく入荷があれば
買える程度。

なので
無理して入れずに
出来るだけ
動かないことにした。

飲料水や炊事の水は
湧水や井戸水を好意で
分けてもらったり
給水車で賄える。

こうなって
一番困るのは
トイレ

流せない

たった1回流すだけで
8リットル程度

給水の限度は
一人2リットル

水がこんなに貴重だとは・・・


荷物(書類数枚)が
ガソリン不足で届かず
仕事も進まない
書類が届いたところで
ガソリンがなきゃ
動けない。

八方塞がり。

そこに
隣県の原発事故

福島から避難してくる車で
主要国道は大渋滞

避難途中で給油するつもりが
どこでも入れられず
ガス欠で動けなくなる車もいる。

被害の程度の大小は
あるにしても

広範囲の被災地では
被災から1週間
ストレスは増すばかり

そこに泥棒が出る。

地元警察関係者によると

大津波を受けて
甚大な被害を受けた
大洗港に隣接した
アウトレットモールの
ガラスを破って侵入し

何もかもそのままで
避難している店舗から
売上金及び
高級ブランドバックなどが
根こそぎ盗まれたらしい。

通電されたあとの犯行だったので
防犯カメラには
犯人はもちろん
犯行の様子が映っているようだが
まだ逮捕はされていない。

地元新聞ですら
この報道がされていないのは
これ以上のストレスを
被災者に
与えないようにしているのかもしれない

事件にキレた被災者により
二次的な騒動も考えられるからだ。

この機に乗じた窃盗は
必ずあると思っていた。

茨城も被災地ではあるけど
県内の警察官のほぼ半数が
東北に応援に出ていて
極端に警察の姿が少ないのも
要因かもしれない。

人道を説いても仕方がない
それが分からないから犯罪者なのだから。

だが非道だ。

許せない。







今回の震災にて
亡くなられた方また
そのご遺族には
謹んで哀悼の意を表します。


昨日になって
茨城県ひたちなか地域も
電気が復旧しました。
しかし全戸ではなく
一部では停電したままですし
茨城全域では
まだ町全体が停電したままの
地域もあります。

報道では
東北の被害の大きさを
終日報道しています。

東京の混乱ぶりも
報道されています。

しかし
茨城の報道はほとんどなし・・・

大洗港の港内で
海が渦巻く様子ばかり

茨城は東半分が太平洋に面し
今回の地震では
震源地の一つでもあります。

当然
海に面した地域では
津波被害に逢っています。

避難生活が続いている方も
まだまだたくさんいます。

水道の復旧はかなり遅れており
全被災地の中でも
県単位での断水件数も
1番多い様です。

水がないのは
非常につらく
自衛隊により給水も
されていますが
1人2リットルまでと
少ない状態です。

やり直せるのか?俺!!

その2リットルの水を
もらう為に早朝から
長蛇の列

ホームセンターや
スーパーでは
店頭での営業をしている所も
ありますが

飲料・食糧・おむつなど
生活物資を求める人達が
殺到し
会計までに2時間待ちなど
大変な混雑ぶりです。

店員も同じ被災者なのに
殺気だった客が
苛立ちからか
罵倒する様子も見られます。



やり直せるのか?俺!!

ガソリンを求め
給油を待つ車も
各ガソリンスタンドに
1KM以上に渡り並んでいます。


報道されないことで
注目されないなんて
そんなアホなひがみは
ありません。

先の記事にも書きましたが
情報が少なく
連絡も取れず
道路も不通に
なっている地域の様子が
知りたい。

連日、報道のヘリが
海沿いを飛んでいくのを
下から見上げていますが
ほとんど放送はなし・・・


余震と見られる
大きな揺れがありました。

震度5弱だそうです。

最初の地震以降
余震が170回以上

ずっと揺れっぱなしのような
感じです。

揺れることに慣れてしまい
次に大きな揺れが来ても
逃げ遅れそうな気が・・


携帯(俺はau)は
一番必要な時に規制され
通話は困難で

実家に直接連絡が取れたのは
昨日昼のことです。

茨城には
テレビの地方局がないため
東京からの発信に映像は
頼らざるを得ません。

しかし
東京からの発信は
基本的に東京にいる人達の
為のものらしく

現地に必要な情報を
得られないのです。

被災者に対する
無神経な報道の仕方も
腹がたち

「小中学校の給食用厨房を
解放すれば、被災者に温かい食事を
食べさせてあげれるはず。」

などと
ずいぶん素頓狂なことを
偉そうに語るコメンテーターにも
腹がたちます。

水も電気もガスもなく
厨房だけあって
何をしろと?
食材すらないのに?

バカ?

電車がちょっと止まっただけで
生活すべてが
出来ないかのような騒ぎの
東京の様子より

電気がこなくて
信号も動かず
交差点に誘導する警官すらもいない状況を
知らせて欲しい。

$やり直せるのか?俺!!


まったく報道されない地域でも
トイレを流すことも
顔も洗えないところが
あるんです。

充電の不安がなくなったので、ワンセグで報道番組を見ていた。

相変わらず、防災放送は知りたい事は何も伝えず、消防団に集まれだの巡回しろだの連絡ばかりが聴こえてくる。

やっと電気の復旧に触れたが
『復旧は見込めません』
おかげで諦めがついた。

先にに書いたブロック塀や瓦屋根、ガラスなどの被害は見て知っているが、下手に出歩くことも出来ず全体の被害の程度がわからなかったので、ワンセグはとても役に立った。

相変わらず電話は繋がらないままだが、おそらく実家付近は無事だろうとも思えた。

肉親は全員が内陸部に住んでいるので、地域的にな被害は俺のいる海岸近くに比べ少ないようだった。
もっともそれはテレビに写る被害が海岸ばかりだという事での、心許ない想像に過ぎない。


『NHKでは停電で情報を得られない方々の為に、インターネットでも放送を開始しました』

停電している状態で、ネットに接続出来る人がどんだけいるのやら…
ノートブックのバッテリーが無限な訳じゃなし、接続方法もかなり限定的だ。

ワンセグすら見ている人は多くないだろう。避難場所で充電出来るとは思えないし、コンビニすら営業してないので簡易型の充電器も手に入らない。
ガソリンスタンドも営業してないから、車に残ったガソリンも無駄に出来ない。

テレビでどんなに津波からの避難を呼びかけても、現場はほとんど誰も見ていない。見る事が出来ない。

福島での原発からの避難も、茨城で知る人は少ないだろう。

宮城の映像を見ていれば、わざわざ海岸に行って津波にのまれるなんて人も出なかっただろうに…
もとよりワンセグもどこでも受信出来る訳じゃない。

被害らしい被害を受けてない俺でも、情報の少なさには焦燥感が募る。

携帯のメールは送受信出来るようになったが、実家は携帯自体繋がらないし、繋がったところで両親はメールが使えない。

世の中がどんなに便利になっても、万能な物はないんだと気付かされた。

最低でも電池式のラジオを買っておこうと思う。
彼女は今日昼頃起きたくせに、21時には寝てしまった。
真っ暗で何も出来ないとはいえ、肝が座ってるというかなんというか…

俺は俺で車の中でブログ更新…

なんにしても、二人とも無事です。