梅雨なのに雨が少ない気がします
今回のブログは
『長年の腰痛改善』
長年腰痛で悩んでいる方からのご相談も多く、なぜ腰痛が治らないのか?というご質問もありますので長年の腰痛についてご説明します
まず腰痛といっても原因はとてもたくさんあります
レオン治療院のブログを読んでくださっている方は「骨盤の前傾・後傾」というアライメントのことも知ってくださっていると思います
このアライメントが一人一人違うため全く同じ症状・同じ原因の腰痛はありません
右の腰が痛いです…という症例が100あったとしても骨盤の傾きまで全部一緒なんて診たことはありませんからね
骨盤まで全く一緒だとしても脊椎や肩甲骨を含めた体幹や頭部まで診ると一緒なんてことはないでしょうね
と、いうことは長年の腰痛に対しても原因は一人一人違うわけです
腰を丸めた前屈で痛みが強くなったり
腰を反った伸展で痛みが強くなったり
これだけでも腰椎の動きは全く違うため「腰痛体操」なんてのを試しても治るわけがありません
一人一人合わせたアプローチをするのが正しいんですね
これはどんな症状でも重要なこと
じゃあ長年の腰痛なら一人一人原因を推測してアプローチするのが正しいんでしょ
って考えちゃいますが、長年の腰痛で多い症状は↓
多裂筋 たれつきん
の症状です
この多裂筋は腰を反らす力があります
反り腰では短縮して痛い
猫背では伸張して痛い
というのもありますが、多裂筋が活動するときに腰椎が動きにくくなっていると腰を反ろうとしても丸まりすぎて反れない
腰椎への負担が増大し痛みが出現
腰痛
や、腰が反りすぎて腰を丸められなくなっていて腰椎への負担が増大
などがあります
ここに骨盤のアライメントが関与するとさらに負担が増えてしまいます
話は少し変わりますが腰痛の原因は腹筋と背筋のバランス
って聞いたことがあると思います
まぁ間違いではないですが、正解には程遠い
腹筋は骨盤後傾作用があり
背筋は骨盤前傾作用があります
ハムストリングスや大腿四頭筋も骨盤に関与します
腹筋と背筋だけじゃないんですね
多裂筋も腹横筋とのバランスも重要ですし、両方の筋肉の作用により腰を反らないように腹圧を高めて腰を安定させることもできます
そんな多裂筋が硬くなったりしっかりと使えなかったりすると腰痛の原因になるんです
…こんな時間になってしまったので続きはまた明日にします