NAMBATTLE2『運』なんば式すごろく決勝戦!
観ました。。
準決勝の感想で書いたように「決勝戦は大丈夫かな」「盛り上がるのだろうか…」
からの、「ですよね~」「そうなるよね~~~;w;」っていう
なんかそんな感じのしょ~もなすごろく
これはでも仕方のないことで
劇場で行ってきた予選~準決勝の、あの小汚い狭苦しい小屋遊びだからこそ逆に映えていた
適度な遊びに対する適切な場
なにかしらの「こういった遊び」においてそれが良く似合う絶妙な場や空間ってやっぱりあるもので、見慣れた劇場のあの閉鎖された基地感(アットホームな感じ)が良かったよね
まさに(アプリ、テレビ)ゲームをしているかのようなピタリと画面上に収まった枠内のあるゲーム画面を観ているかのようなあの場がとても良かったのだと気付く
適度なお客、MCとの距離感、曝し者パフォーマンスする中央の場、小汚い劇場に相応しい小汚いセット、小汚い小道具、小汚いアイド、、、っと失礼、、何もかもが絶妙な場と空間に包まれて楽し気な雰囲気がつくられていた
決勝は…
ですよね~~~~そうなるよね~~~~~~;w;
って、なんかそんな感じの。。
地球が誕生して以来繰り出されてきたであろう色々な「場違い」が、今回のなんば式すごろく決勝戦も今まで地球が経験したことのないような新種の「場違い」になったかもしれない…
って、なんかそんな感じの。。
時間も無いし?
しょ~もなすごろくに時間なんて割いてる場合でもないし
なにかこう臭い物に蓋をするような超特急の消化感が否めなかった
劇場で予選から始めて盛り上がって盛り上がって準決勝でピークに達して「なんば式すごろくオモロイ!」「いいねいいね👍」まで来て
からの
ズドォォン。。。。
去年の「ナンバトル1」とは対照的な結果となった
「ちょうぜつかわE」が優勝したわけではない1年前のナンバトル1は、予選にあたる配信イベントがグズグズのグダグダになることも多々あって、しかし決勝戦は妙に盛り上がって良く出来ていてとても楽しめた
大きな会場でやるって「こういうことやぁぁ!!」
と言わんばかりの出来栄えで、小っ恥ずかしくなることも少なくしっかりと観ることができたしなんだったらいろいろな涙あり笑いありの名珍場面が生まれ出たほど
渋谷凪咲が、○○対決~~~!××コーナー!趣旨説明しているところに
「面白いですね」
「面白い企画ですね」
MC芸人
「スタッフさんに言ってあげてください笑」
こーゆー場面も決勝の出来の良さを反映していただろう…名前も知らない芸人2人もめちゃめちゃ似つかわしくて面白かった
終わり良ければすべて良しではないけれど、予選ら辺でグズグズグダグダありながらにして、この決勝戦の出来栄えを以って「ナンバトル1、大・成・功!」として良いくらいに素晴らしかった
過去は過去として今回の決勝戦で強く思うのは…
マス目のチャレンジミッションなんかも予選同様に「じゃんけん」だったり「スプーンを使って」ですので、さすがにそれはだいぶきつい
大きな会場にいて、小さなアクション
準決勝の感想でも書いたように、芸人さんですら…なのだから、女の子たちアイドルに過度な期待は出来ないもので
で、すると
じゃあこのミッションマスで「やらされるくだり」には何の意味があるのだろう?
なんでそんなことをしなくちゃならないの?
何の意味があるの?どんな目的?
スタッフさんたちの嫌がらせ?
普通に、サイコロ振って歩を進めてゴール目指したらいいじゃない?
なんでこーゆーことをやるのだろう?
エンターテイメント…的なという要素
オモローを描き抉り出したいわけだ
今回(決勝戦)のすごろくはホントに時間に急き立てられて急ぎ足で消化している感がすごかった
ま、裏の大人事情はさておき
もうちょっと「その場(大きな会場)に相応しい創意工夫」が欲しかったよね~
最初に述べたように「適度な遊びに対する適切な場」は裏を返せば「適度な場に対する適切な遊び」が求められもするもので、場の大きさに対して遊びが小さすぎた。。
エンターテイメント…的には程遠い「単なる消化作業」みたいになってしまっていた
これではダメだ。。
例えば…
ロープ相撲、尻相撲、手押し相撲、腕相撲、指相撲、尻相撲、乳首ずも、、、っと失礼。。
後ろに座っている有象無象の敗北者たちに立候補制でいいから、例えば5マス目が「ロープ相撲」で泉綾乃(あーのん)がとりました
対戦相手、挙手!
石田優美が間髪入れずに手を挙げるぅ!
ロープ相撲して
石田つぇぇぇ
ってなって
石田がいる5マス目のロープ相撲、突破できねぇぇぇ。。。
石田無双の遊びが出来たりとか
あるいは例えば安部若菜が4マス目に止まりました、対決ミッションは「尻相撲!」
対戦相手~挙手!
ハイハイハイ
バラエティ担当っぽい人たちが尻を持ち上げ勢いよく手を挙げる中
見取り図先輩たちの独断で
「れなたんいってみよか」
「ええ!?」
手を挙げていないけど、見取り図先輩たちは面白おかしくなるようにやってくれるはず
キラキラカワイイ女の子のれなたんが、安部若菜にボォォンっと吹き飛ばされてみるとか
本郷柚巴も4マス目に止まった!
尻相撲だ!!
対戦相手、挙手!?
ハイハイハイハイハイ
「えっと、そやな~…」
「金子さん」
「なんでやねん」
金子支配人とNMB48が誇るグラビアクイーン柚巴の尻相撲対決の勃発だ!
ゆずが
「え~ヤダヤダぁ笑」
とかなんとか言っていると…
いい間で登場してくれる
間違いなく登場してくれる
絶対に登場する、髪はないが粋な心は持っている
他のグループの支配人が2代目3代目である中にいてNMB48が誕生して以来ずっと支配人を務めてきたみんなに愛されし支配人、そこにオモローという名のダイヤモンドがあるのなら、掘り出しに出て来ないわけがないだろう?
で、ゆずが
「え~本当にやるんですかぁ笑」
見取り図
「ごめんな。嫌か?やめとく?」
「やらなくてもエエで?」
ゆず
「…(笑顔で肯く)」
見取り図
「おっけー」
「ほな、金子さん、すんませんけど」
「あ、はい汗」
『あはははは』
モァモァモァ~ンで退出だ
で、また別のメンバー
今度はロープ綱引きのマス目だ!
戦いたい人~?
ハイハイハイハイ
「えっと~…」
「金子さん」
「もうエエて」
「金子さんをいじるなや」
「エエやん?さっきごっつやりたそうな顔してたし」
とかなんとか言っていると…
ランプの精か貴様は。。みたいな?
こーゆー遊び方も見取り図の2人は余裕で出来るはずなのに、だから遊びがショボすぎたせいでせっかく見取り図がMCで来てくれているというのに彼らの技量やオモローがまるで入り込む余地がなかった点も残念だったし、なんのために見取り図を呼んだのだって…
マス目の遊びに関してはもう少し時間とアイデアを割いてほしかった
この対決ミッションに勝利しなければ「そのマスに進むことができない」、で負けたら戻る
よって極端な話、1~7マスくらいの少なさでも良しとなるし、後ろに座る敗北者たちは決勝の場に進んだ勝者たちに敗れた奴ら(というテイ)なので、「よっしゃ、進めてなるものか、負かしてやるよ!勝ってやる!!」という対決構図もまた楽し気
時間が来ればいつだって強制終了すればいい
同点はじゃんけんするなりサイコロ振って…いや
まさに強制終了して同点(同じマス目)がいるのであれば腕相撲でもして決着を付ければいい
そーゆーこともその場その場の状況に応じて臨機応変に面白おかしく楽しくなるように進行して仕切ってくれる、そのための見取り図でしょう?
それで…
こうやって妄想書き立てていながらもやはりどのみち何やったってきついのかもしれない今回の決勝戦でのすごろくの虚しさが伺える
いちイベントの企画・構成として、無理があると言いますか…
これは敗者復活を決めるじゃんけんシーン
みんな笑顔でノリ良く乗って演じてくれている
左下(7と8の間)の石田優美、2期生の大先輩、大きく手を挙げてノリノリだ!
…
まさかこの後の「愛(なんば式総選挙)」で嗚咽大号泣するなんて予想だにしなかっただろう…彼女自身、メンバーたち、そしてファンヲタ誰もが…
そう、この後にも舞やら愛やら、緊張感の伴う「しょ~もなショー」が控えているんだよね
アイドルたちはホントに偉いよ
そーゆー緊張感が伴うしょ~もなショーが後に行われることを知りながら、すごろく場面ではそういう緊張感を微塵も感じさせないで笑顔を振りまいて乗ってリアクションして面白おかしく楽しくやって魅せているのだから
だから例えば想像してごらん?
最近ら辺のことで云うと、中高大学の入試の、合格発表がこの日にあるよ~って数時間前に、すごろくイベントをやってワーキャー楽しく笑顔を魅せているようなものですから?
そんなことやってる場合ちゃ~やろ?
…と。
オリンピックの大事な試合の数時間前に、テレビのバラエティですごろくやってワーキャーできますか?
…と
実際ホントにやろうものなら大批判を喰らうだろうがここで言いたいことはイベントに参加しているアイドルたちの精神面に思いを馳せることの必要性
こんな、しょ~もなすごろくやってる場合ちゃうぞ…と
この後にもしょ~もなショーがあるんだぞ…と
心と体がしょ~もなにまみれてまうんやぞ…と
そうでありながらにして、今はすごろくのターン、楽しく笑顔でやりましょね~
って、彼女たちのこの部分に思いを馳せる。
SKE48水野愛理の記事でも書いたように、竹中Pが(主にAKBグループの)アイドルたちを尊敬している所以
「あなたたちは本当にカッコいいよ」
「とても素敵だなーって心から思うよ」
「テレビマンとして、あなたたちにきついことや苦しい試練を与えたりもするけれど」
「いつだって笑顔を以って熟してくれるアイドルには尊敬しかない」
これはつまり、決勝戦の場に「なんば式すごろく」を組む込むことに無理があったのだとわかる
愛を先にやってから、すごろくするぅ?
って、できるかぁ!!
大号泣した後にハゲが出て来て
「じゃんけんするぞ~勝ちたいか~!?」
『オオー!!』
出来るかぁ!!!
勝ちたいか―って、こっちは一度負けとんねん。。
大事な勝負に負けとんねん
からのじゃんけんすごろくってどんな世界観やねん、、、
新(あらて)のSMプレイか?
メンタルをじわじわ攻めるなんば式SMか?
ナンバトル1の決勝戦は概ね「バラエティ遊び」でしたので気楽に気軽に楽しめた
逆にナンバトル1の予選ら辺は緊張感を伴ったことでグズグズグダグダした
そして今回のナンバトル2では、すごろく(予選)に関してはただただ気楽に遊べたことで盛り上がった良イベントとなった
一方で、決勝戦は逆に緊張感を伴った形になったためすごろくが虚しくなってしまった
なんて分かりやすい…
多く指摘されている(決勝戦の)『すごろくの模様』をYouTubeで生配信しないことと合わせて考えるべきは
すごろくはすごろくで劇場に籠って別個に決勝戦をやるべきでした…
もちろん予選同様にYouTubeで垂れ流して
わざわざ大きな会場の決勝の場でやるような内容ではなかったし、あの場でやるならやるでそこにふさわしい内容に大人たちが仕上げるべきだった
YouTube動画で言うなら、たまたま何かの拍子にNMB48を見つけて公式動画を覗いて「ナンバトル?」「なんば式すごろく?」「オモロイヤン?」「あれれ???決勝の動画はないの?」「すごろくはどうなったん?」という事態もあるわけで、すごろくは一貫して劇場でやってYouTube動画に全部あげるべきだった
(観る側が)生配信中にチャット欄でコメント打つこともまた楽しいものだしそーゆーリアルタイムな遊びだよね、最後の最後で失して欠いた作り手の昭和風味
アイドルたちがワーって盛り上げて、昭和の大人たちがズドォ~ンと盛り下げたプラマイゼロ系の企画模様となった
予選~準決勝がとても良く出来ていただけに、肝心の決勝戦でのすごろくが「不要」とか「無駄」「足枷」になってしまったことがとても残念でした
もっと別なアプローチを取ることでより活かせたであろう惜しくもある。。