アイルランドの大手 ガチで買うよ? | 活字と馬の日々の個人ニュース

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水曜朝、ウチに来た某全国紙の1面トップ記事は、「武田 シャイアー買収 欧州製薬大手 国内最高6.8兆円」。ぶっちゃけると、武田薬品が、同業のシャイアー社を買収した、って言うんだよね。

 

 

今回、武田薬品による買収が各社で報道されているシャイアー社は、アイルランドは首都のダブリンに本社を置き、いわゆる希少疾患や特殊疾患などに対する創薬を得意とする製薬会社なんだよね。

32年前の1986年に創業してから、これまでに14もの同業他社を買収し、大手製薬会社に上り詰めていたはずが、今回6兆8000億円、アイルランドの通貨・ポンド建てで言えば約460億ポンドで、完全子会社化のオファーを出した武田薬品が買収を決めたって言うんだよね。

 

アイルランドで思い出したのが、「汽車にのって」と言う童謡。なぜか中学時代になって、改めて転校して生まれ故郷の光市内に帰ってからすぐだったろうか?ってタイミングで、音楽の授業で歌った気がするけど、それ以外の場面だったかもしれない。とにかく、小学校か中学校のどこかのタイミングで習った可能性の高いこの歌の歌詞の中の言葉がこちら。

「汽車に乗って 汽車に乗って アイルランドのような田舎へ行こう」。

実を言うと、この歌詞に出てくるアイルランドとは似ても似つかないであろう光市にこそ、武田薬品の光工場があり、ワクチンや医薬品の素である原薬とか、医薬品そのものを作ってるんだよね。

 

そんな武田薬品とアイルランドをつなげてしまったシャイアー社、日経こと日本経済新聞が、火曜午後3時20分、証券部記者の阿部真也氏の署名入りで配信した記事によれば、武田薬品は今回シャイアー社を買収するにあたって、銀行団から3兆円以上借金した上に、シャイアー社の有利子負債、つまり利付き借金も同じくらいの値段で引き受けることにはなるけど、大和証券の橋口和明氏が日経の取材に答えたところでは、武田薬品・シャイアー社を合わせた純現金収支(フリーキャッシュフロー、FCF)は年間平均約8000億円。要するに6兆8000億円支払ってシャイアー社を買収しても、シャイアー社自身に稼ぐ力も返す力も、つまり収益力も返済能力も十分あるので、約9年で元が取れると言う計算になるんだよね。

 

シャイアー社のいわゆるキャッシュフロー創出力の強さを信じて、借金してでも買収オファーを出した武田薬品は、今後製薬会社として、世界のベストテンに名乗りを上げることにはなるけど、気になることはある。

武田薬品は、大阪本社には国内向け医薬品のパッケージなどでおなじみのロゴで、社章にも使ってる「丸に三角」通称ウロコ印を掲げておきながら、今年・2018年7月から使い始める東京日本橋グローバル本社やウェブサイトの中のグローバルサイト上ではと言うと、変形したTの字の下にアルファベット小文字で「タケダ」と記された海外向けのロゴを掲げてるんだよね。

社章でウロコ印を使うならまだいいけど、変形Tの字印が海外だけって二枚舌を使ってる気がする。せめて国内向けと海外向けのマークは統一してもらいたいね。

 

それにしても、生まれた町にある製薬会社が、世界のベストテンか・・・。世界のベストテンと言えば、五輪(オリンピック)・パラリンピックの協賛社であるブリヂストンもかつてスローガンとして使ってた言葉らしいけど、いつの間にやら巨大化してるんだなあ・・・。