こんにちは、リノベーゼです。
前回の記事で、スイッチ・コンセント選びについて書きましたが、
コンセント配置について詳しくは書いていませんでした。
沢山のブロガーさんたちが書かれているので今さらかな、と思ったのですが、
やはり皆さん興味のある分野ですので、配置を決めるにあたっての思考過程を記しますね
我が家の場合、マンションリノベーションをしようと考え始めてから実際の工事まで数年の時間がありました。
ですので、その間じっくりと「現在の暮らしぶり」を観察することが出来たのは良かったと思います。
それと、転勤族で引っ越しを重ね、「住まざるを得ない」あてがわれた間取りの中で、
”ここにコンセント無くて不便!”と言う想いを何度も味わってきた経験も役に立ちました
まず始めたことは、「現在のコンセント生活の箇条書き」です。
それも「日頃のコンセント生活」を朝起きてから寝るまで場所的な要素に分けて考え、
また「季節毎のコンセント生活」も忘れないように、思いついたらメモしました。
現在のコンセント生活の箇条書き
・日頃のコンセント生活
朝
寝室 : スマホ → ベッド脇にコンセント、夫婦用に2ヶ所要るな
洗面所 : ヒゲ剃り → 充電用コンセントが必要だな、ドライヤーと一緒の2口でいっか
WIC : スチームアイロン → スチームアイロンを置く可動棚にコンセント作ろう
→ アイロン掛けする時は、どこでするのか、どのコンセント使うのか考えとこう
キッチン : 冷蔵庫 → 冷蔵庫専用の高い場所にコンセント
→ 高い場所と言えば、ガス警報器も電線要るんだよな?
トースター → キッチン背面収納のコンセントを使う
電気ケトル → キッチン背面収納のコンセントを使う
物置 : 掃除機 → キャニスター型用コンセントはなるべく抜き差し1ヶ所がいいな
→ 掃除機のコードをいっぱいまで長くして、コード先端~ヘッドまでの長さを測る
→ コードレス掃除機はどこに収納するか、そしてそこにコンセントがあるといいな
書斎 : スタンド → 机近くにコンセント
パソコン → 机近くにコンセント
プリンター → 棚に置くならその近くにコンセント
→ 造り付けの机にはコード用の穴をあけてもらおう
・・・・・・・・・・・・
みたいな感じで一週間、一か月の生活を振り返りました。
そして、将来的に買うかもなぁ~と思うものも想像しては書き加えます。
例えば、お掃除ロボット買ったら基地はどこにとか、電動ベッドにするかもな、とか。
・季節毎のコンセント生活
春 : 空気清浄機
梅雨 : 除湿器
夏 : 扇風機
キッチン作業中・ダイニングテーブル・リビング・書斎・寝室、と居る場所によって扇風機を使うコンセントを考えます。
冬 : 加湿器
電気ストーブ
使っている家電と間取りはそれぞれのお宅で異なるので、我が家のリストを列挙はしませんが、
キッチンの家電類とTVまわりについては特に気を付けてピックアップするといいと思います。
忘れがちな物は、
電話・モデム・ルーター用のコンセントや、
我が家は使いませんが、
ホットプレート・ホットカーペット用コンセント、布団乾燥機用コンセントですかね?
一戸建てなら、電気自動車充電用コンセントとか、ベランダ掃除や洗車でケルヒャー用、
自動散水機や芝刈り機用なども考えておくといいんじゃないでしょうか。
間取り図に家具とコンセント位置を描く
大まかな間取り図が決まってきたら、手持ちと購入予定の家具を図面に描き入れて、
コンセントの位置も描いていきます。
家具の後ろ側になって使えないと困るのは勿論ですし、
人が通る導線上にコードが来るのでは危険です。
我が家の場合で、最初気付かず慌てて修正したのは、
リビング/寝室を間仕切るカーテンの陰になるところにコンセントを配置してしまったことでしたね
カーテンはまとめると15cmほどの厚みになるので、その分ズラす必要がありました。
部屋は、基本対角線になる位置に配置し、「2畳につき1ヶ所」という目安を参考にしました。
トイレは設置した「リフォレ」のキャビネット内にコンセントが必ず付くのですが、
念のため(電気ストーブ付けたくなるとか)、キャビネットの外で水がかからない位置にも1ヶ所付けておきました。
洗面所は、洗濯機側の壁に洗濯機用の他に、部屋干し対策のサーキュレーター又は除湿器用のコンセント、
洗面台側には洗面台付属のコンセント以外に、ドライヤー+ヒゲ剃り充電用と超音波洗浄機(メガネ用)用に2口を上下2ヶ所、
それと↓記事でご紹介した壁掛け暖房(送風)機用には専用回路にしてあります。
リビングの床に「床用コンセント」↓を設置したのは前記事に書いた通りです。
また、玄関ホールでは電化製品を使うことはあまりないですが、コンセントは付けてあります。
フロートにした靴箱の下に間接照明を仕込むかもしれませんし、
将来的に電動ステップを使うかもしれません。何があるかはわかりませんからね
それと、勿論、エアコン用コンセントは専用回路にして、今のところエアコンの無いWICにも付けてあります。
エアコンの専用回路が必須になっているので多めに作るべき、というお話はこちら↓の記事です。
コンセントの失敗では、たまに「ほとんど使わないコンセント」の話も聞きますが、
家造り全体の費用からみれば、コンセントひとつの値段は小さいです。
足りない後悔よりは多過ぎた後悔の方がマシなんじゃ
と思っております。
以上、コンセント計画についてでした。
コンセントの最終図面チェックで失敗した話を前回記事で書いていますので、そちらもご参考に
読んで下さり、ありがとうございます!
私がリノベーションするにあたり、
購入したものをまとめたROOMを作りました。
少しずつ増やしていく予定です。
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