こんばんは♪♫

本日もお立ち寄りありがとうございます。


今日の話題は、この春高校生になる娘に買おうとしているPCについてのお話です。ちょいと注意喚起の要素を含みますので、今後PCを買う予定の方で且つその方面にあまり詳しくない方にこそ読んで欲しいと思っています。


さて、、、

実はわたし、ひと月ほど前までは『コレ』を買う気満々でした。SurfacePro11学生モデルです。



↑左手でペンを操り、右手でキーボードを操っているのが気になるのはわたしだけか?!
↑コレが3月末まで5万円以上の値引だったんだよね( ;´Д`)

↑数万円のタイプカバーとタッチペン付きでコミコミ

↑メモリ16GB / SSD 512GBとモリモリ

↑学生用特別モデル



何故Surfaceにこだわるかというと、まず、わたし自身がSurfaceProの旧モデルを永らく愛用していることが大きく、バンドルソフトが必要最低限であることやデザインもかっこいいことなどからこのシリーズの中から選ぼうという考えを元々持っていたんです。


家で見慣れたシリーズであることや持ち運びを考えて軽いPCを求めていたこと、また、学生モデルということでメモリとSSDが多めになっていること&SurfaceProでは本来別売りのキーボードやペンが同梱になっているうえに大幅な割引が展開されている!ことなどから娘も乗り気でしたし、もう決まりじゃん♪と考えていたわけですよ。あとは店舗特有の割引がないかな?とか、スマホ契約と抱き合わせ販売なんかもやってないかな?なんて色気を出し、新しいPC買ぉたるでぇ!と娘とともに喜び勇んで家電量販店へ出向いたわけです。なんならアレコレ迷うのも面倒なので、そんな色気は傍に差し置き、本人にに実機を触らせて支障なければその場で決めちまおうとすら思っていた...。。

.....ところが。。。

ところがですよ。。。


そこで聞いたこのワードにおおかたひと月振り回されています。


『 ARM版 Windows11 』

...( ;´Д`)!!


コレな。

もうね、今年の自分の中だけの流行語大賞の筆頭に躍り出てますよ。

そして次点に『Snapdragon』!!


いや、長らくPCの買い替えなんてしていなかったからホントに何も知らなくて。わたしの頭のなかのPCの知識なんざ「Intel入ってる」「PentiumⅢ」あたりで止まっています。かろうじて「Core i5」やら「Core i7」ってうんうんなんか聞いたことあるー!ってな程度です。それでも知りたい欲に塗れたわたしはスペックを調べ始めるわけですよ。まず最初にSurfaceに搭載されているチップの「Snapdragon」を検索にかけてみたところ気になる情報が出てきます。それでも良し悪しは何にでもあるわけで、まだ然程気にしていませんでした。


・モバイルに元々採用されていたチップ

・マシンの省電力と薄型化に貢献

・Copilot+PCというオンデバイスAIに対応

・Snapdragon搭載機は互換性に注意

・Prismでエミュレート

・殆どのアプリが動作可能


etc...


ん?殆どのアプリが「動作可能」?

エミュレート??!何に対して??

この時は引っかかりを感じはしたもののどちらかと言うと新しいモノに対する期待感が勝っていて「なんだか癖のあるチップなんだなぁ」としか思っていませんでしたよ。店に行ったときに念のために聞いてみれば良かろう。というその程度。


で、量販店に行って聞いたわけです。

Snapdragonってなんだか癖が強いんですね、と。

のちに寸でのところで購入を思いとどまったのは、この時の返答の中に「プリンターに繋がらない場合がある」と聞いた瞬間でした。この時はまだ全体像が見えていなくて「なんぼ癖が強い言うてもプリンター繋がらんって意味わからんわ(; ・`д・´)!」←まだココ!状態だったんですが、、、


そのあと調べに調べてよく分かりましたわ。


要はね、、


・Windows11にはx86版とARM版の2種類があり、これは全くの別モノと捉える必要がある

・Snapdragon搭載のPCは全てこのARM版


コレ↑をまず頭に叩き込んでから以下を読み進めてください。名前に同じWindowsと付きはするものの、WindowsとMac、iOSとAndroidぐらい違うと思ってくれた方があとの話が理解しやすいです。強調しておきます。で、今回娘に買い与えようとピックアップしたSurfaceの最新モデルが1タイプを除き全てSnapdragon搭載=ARM版Windowsだった訳です。う、、うへぇ( ;´Д`)...


・x86版とARM版は互換性がない ( 別物だからね )

・以前からの主流はx86版なので、ほぼ全ての周辺機器はこちらに対応している

・ARM版に「完全」対応している周辺機器はほぼない

・プリンターはOS搭載の標準ドライバで基本的 ( 簡単 ) な機能のみ動作する。現時点では国内メーカー全てが自社のデバイスドライバ未対応のためフチナシや画質調整など機器特有の機能は利用不可。且つ今後の対応予定は未定


プリンターについてもう少し補足しておきますと、 OSの標準ドライバで動くのは基本機能に限られる ( =A4印刷ぐらいしか出来ないかも ) 、さらにはその標準ドライバでの接続が出来ないケースもXなどで報告があがっています。この場合メーカー側では動作保証対象外としているのでリアクションは取ってくれないでしょう。その他、わが家にはあまり関係ないものの、PCゲームは結構動かないと報告があがっています。Fortniteがついぞ先日ARM対応したと発表がありましたがそのレベルです。そしてわが家特有の案件としてキツかったのが、自宅に立てているNASがおそらく動かないこと。SynologyのNASを利用しているのですが、こちらを利用するためのソフトウェアが動かない可能性が高い。Synologyにも一応問い合わせたものの対応予定はなしとの定型文っぽい返事が帰ってきました。このNASについては自分だけのPCで利用している今の環境から娘との共用にして活用するつもりだったのでこれは大きなマイナスポイントとなります。


※Snapdragon搭載のARM版Windowsが登場した経緯やx86版との違いを分かりやすく説明してくれています。

ご参考まで。


と、いうことで、、、

頭では今Windows ARMは選ばない方が良いことは分かっている。でも、新しいPCっつーものにはやはり惹かれる。んでもって学生割引でスペックモリモリだわ割引額デカいわと、超優遇されているにも関わらず、OSが理由で購入を躊躇せざるを得ないというこのジレンマですよ苦笑。


今日色々書きましたが、結局懸念はこういうことなんです。例えば大学まで使うスペックで買い求めた場合、高校の3年間では大して困らないと思います。その間にもきっと各デバイスの各メーカーが少しずつ対応してくれることでしょう。Microsoftは2030年までにARM搭載のPCを半数まで持っていくと宣言していますし、2025年中にNVIDIAがARMプロセッサを発売するなんて話も耳にします。でもね、大学に入ってニッチなソフトウェアやらを使わねばならないことになった場合、ARM版Windows、使える??!使えないんじゃね?!プログラム走る?!走んないんじゃね?!

( 知らんけど )。。


と、この辺の問題がクリティカル過ぎるんですよね。いやぁ、厳しい。


最悪大学までの繋ぎと割り切るならば、、、

多分、、、

わたし、、、

このままだと、、、

娘に中古のSurfacePro9あたりを買ってしまいそうです笑。( ※SurfaceProⅩは法人向けモデル専用ナンバリング且つMicrosoftSQというARMベースのチップが搭載されているので却下 ) もちろん本人には中古で良いかどうか判断してもらいます。あとは新型のSurfaceGoの学生バージョンがIntelを唯一搭載しているのでそれとの2択かな?。

はてさてどうなることやら...。。


と、いつもの如く尻切れごめん!

でわでわでわ(; ・`д・´)ノ