小樽の寿司屋、おたる政寿司の三代目の中村圭助です。
先週の月曜日からきていた、調理師学校のインターンシップが今日で終わりました。今回来てくれたのは山田さん、女の子です。
和食、それも寿司を志望しています。嬉しいなぁ~~‼︎最初の頃は超緊張気味でしたが、この一週間半、調理場やカウンター、接客、宴会、社内勉強会などなどいろんなことを経験してすごく成長したと思います。
僕はウチのお店で学んでもらいたかったことは、技術的なこともあるけど、それ以上にお客さんに視点を置くということ。特に寿司屋というのは調理と接客が一心同体の業態なのでその楽しさを知って欲しかったです。
僕の握りも二回ほど食べてもらいました。初めてカウンターの握りを経験して、寿司の魅力を感じてくれたと思います。
山田さんのすごいところは、教えたことを必ずメモをとり、家に帰った後で、それをさらに調べて深めていくことを毎日かかさずやっているところです。毎日ノートを提出し、僕との交換日記を高いレベルでやり続けてくれました。これには本当に感心しました。
全国的に見ても女性で第一線で握っている職人は数少ないです。だから、女性で寿司職人ということだけでも価値になります。これから、調理師学校を卒業して寿司の道を歩むことを決めてくれたら嬉しいと思います。
でもね、寿司の世界はイメージでもあると思うけど決して楽な世界ではありません。その代わり、カウンターの中で、お客さんを目の前に自分の技術と人間性でお客さんに喜んでもらえるということは本当にやりがいのある仕事です。楽しいよぉ~‼︎
まずは、このインターンシップの期間、誠実に頑張ってくれてありがとう。お疲れ様でしたm(._.)m
こらから、学校で試験があるみたいだけど頑張ってねぇ‼︎