悲母観音に学ぶ | 慈恩精舎の鐘の音

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店の玄関に、悲母観音の絵を飾っています。

今まで、あまり関心がなかったのに、今、とても

心惹かれます。



悲母観音は、子にたいする母親のに愛情を表しているとか。

手にしている水瓶から浄水を落とし、それによって

赤ちゃんの生命が与えられ、地上におりてくる図に

今まで、なぜ、関心がなかったのか自分でも

わかりません。



だんだんと私も年齢を重ねると、この世で生きていく力となるのは、愛情だと思いますね。

とりわけ、母親の愛情は、大きく深く子供に注がれます。



そう、悲母観音の浄水のように、母親は愛情という

浄水を子供に注ぎ育てるのです。

その愛情は子供の心を育て生きていく力となります。



でも、今の時代、虐待する親は、後を絶たない。

反対に甘やかし物さえ与えれば良いと思っている

親も多いです。



愛情は、子どもの健康を考え、食事を作る。

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人としての生き方、マナーなどを教える。

そして、なにがあっても、包み温めてくれる懐の深

さですね。



私も、子どもや孫のおかげで母親として

婆様として、日々、学ぶことばかり



悲母観音は、これからの人生は、わが子、わが孫という狭い愛情ではなく、他人の子どもにも、周りのか縁ある人たちにも愛情を与えられる人に成りなさいと教えてくれているようです。



今日も、忙しいです。

あなた様も、お幸せな日でありますように。