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広報の松本です。
会話が苦手・会話が続かないという人に多いのが、『自分の話をして場を持たせよう』という意識です。
自分の話で盛り上がるなんて、話のプロでない限り、とても難しいことなので、会話が苦手だという意識がある人にとっては、とうていたどり着けない領域です。
それに、会話をしている相手からしたら、あなたが繰り広げようとする話は人の話になります。
よほど好きな相手でない限り、その人の話を聞いていても楽しくないため、会話が続かなくなってしまうのは当たり前のこと。
会話はキャッチボールですから、どちらか一方がお話をすればいいってものではありません。
また、会話を続けようとするあまり、あらかじめ質問を考えしまっているというのも、会話が苦手な人が陥りやすいワナかもしれません。
会話が苦手な人は、その場しのぎの質問をすることに必死で、質問をしてしまった後は相手の答えを聞いていません。
自分がちゃんと質問ができたことに満足してしまうのです。
初心に立ち返って、考えてみてください。
会話をすることの意味というものを。
『相手のことを知りたい』、『自分のことを知って欲しい』という気持ちから、会話をしているのではないですか？
相手を知りたいという気持ちで質問をするのはとてもいいことですし、
相手に興味を持った上での質問であれば、そこから自然と会話は広がります。
はじめの質問は用意していたものでも、広がった会話は、あなたと相手のものになりますよ。
今日のお言葉
いいことばかり延々話していると、普通の会話は途切れてしまう。
(ハズリット)