【東京】ひとりで行く宝塚歌劇団 宙組公演「Never Say Goodbye」【リアタイ】 | Perfect Combustion - The Adventure Never Ends! -

Perfect Combustion - The Adventure Never Ends! -

大人になってもバカでありたいのですが、うまくいかず単に「痛い人」になってしまうのです。どうやったら素敵なバカ「Fantasic Silly」になれるのでしょうか。そんなことを毎日考え続けるブログです。



ちょうどいい…久々にちょうどいいよこの気温…な今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、宝塚歌劇団 宙組公演「Never Say Goodbye」を観劇してきました。






何度目かの東京宝塚劇場A席2階7列ですが、手すりで銀橋見切れるのが痛いですね〜
現行の半分くらいの高さになるといいのですが…


本作は2006年に宙組で初演され、当時のトップスター和央ようかさんと花總まりさんのサヨナラ公演、後に和央さんとご結婚されるFrank Wildhorn氏が音楽を担当している、概要だけでも情報盛りだくさんの1本物です。


見どころやハイライトは色々ありますが
まずは真風涼帆さんのスーツ!!

ダブルのスーツはイケオジ担当さんがお召になるイメージでしたが、さすが今の宝塚でトップレベルのスーツの着こなしテクを持つ真風さん、圧倒的でした。
宙組さんは組長筆頭に伝統的に身長高いスターさんが多いですが、真風さんの靴のヒール全然無くてびっくりしました。
(宙組→雪組でご活躍された長身スターの鳳翔大さんも「最後の方はヒール全然なかった」とのこと)
 

娘役さんもかわいい方ばかりで目が足りません。

潤花さんはこれまでのキャリアで純朴とか無邪気とかそういうナチュラルな役をされているイメージが強かったのですが、宙組に異動されてからは大人な役が増えて印象が変わりました。

今回圧倒的に優勝していたのは天彩峰里さん!
本当に素敵でした。あんな感じで出てこられたら勝てない!


ただ、本作の特徴として、当時5年に渡りトップコンビを務め圧倒的な立場だった伝説の「タカハナ」コンビの退団公演とあってとにかくおいしい役が少ないことが挙げられ、
それは2番手の芹香斗亜さんのお役も例外ではありません。

当時の2番手は大和悠河さんですが、和央さん退団に際してそのままトップ昇格とはならず、雪組から貴城けいさんが異動即トップ(いわゆる落下傘)となりました。
本作には貴城さんは出演されなかったので、退団公演でよくある「1.5番手扱い」のおいしい役を用意する必要もなく、ましてや大怪我を乗り越えた和央さんの集大成としてトップコンビが最高に際立つように当て書きできれば大団円でした。

それを考えると、現在の大ベテラン2番手と実力派3番手など「充実の宙組」にはやや持て余してしまう演目だったのかもなと思いました。

とはいえさすがのWildhorn作品、グッとくるナンバーばかりで1本物でも最後までチョコたっぷりってやつでした。
そういえばパレードナンバーは変わってました。
初演からそれなりに時間が経過した演目は変更する傾向にあるのでしょうか。

あと、一本物だと特別出演の専科さんもパレードの階段降りがあるのですごい嬉しい気分になりますね。
本編ではお召しにならない夏美ようさんのお揃いお衣装姿も素敵でした!!!(おじさま専科大好物マンの叫び)



今回取れたチケットが割と遅い時期だったこともあり、my初日=my楽となりましたが、
ライブCDが発売されたらきちんとソングナンバーと繋ぎを聴きたいです。




追伸

月組さんの「FULL SWING!」関連の著作権交渉が難航しているとのことで、5/27発売予定の宙組さんネバセイ円盤とどちらが先に発売されるか気になります。

もちろんナンバーカットがあると悲しい(特に路線スターさんではない歌ウマさんとか新進気鋭のスターさんとかのナンバーだと尚更)ですが
お披露目公演でカットとなると、月城かなとさんは特に雪組時代の「ファンシーガイ!」(2015)というちぎみゆコンビお披露目ショーかつ自身初階段降りナンバーのカットを思い出さずにはいられません。

ファンシーガイは3人降りの月城さんらのナンバーに加えてお披露目トップ娘役の咲妃みゆさんのナンバーもカットになるという、製作としては本当に失態としか表現できない事態になりました。

その後、月組の「クルンテープ」(2019)というショーでお披露目トップ娘役の美園さくらさんのナンバーが円盤化交渉がまとまらなかったようなのですが、
結構早い段階で判明したのか、大劇場初日から10日〜14日でナンバー変更、無事に各種円盤発売となりました。

実はその差替え対象ナンバー、わがBerryz工房がカバー(cha cha SING)してヲタ内でも大人気だったBird Thongchai「ラオ・マー・Sing」だったとのことで、
東京で当該公演を観る予定だった当方、「セ・マニフィーク」に差し替えの一報を聞いて涙した()記憶があります。

交渉に関するお知らせが出た4/1から続報がないので、いい方向に話がまとまると嬉しいですね〜

(追伸の長さじゃねえな)