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前回の続きです。
前回まではこちら
④『障子の穴だけが出口がじゃないよ。視野を広げて見てみよう!』
私が、娘にした話は次のようなことでした。
母も来年、スクールに行って、次にやりたいことがある。
年齢とか、お金とか、将来性とかではなく、やりたいこと、ワクワクする方を選ばないと、エネルギー漏れするだけで、結局何もできない。
お金は健康でいれば、必要な金額は稼げる。
やってみて、上手くいかなかったり、
やっぱり違うなと 思ったら方向転換したり、微調整をする。
失敗はない。
失敗は、そこで止まるから失敗なのであって、
経験値やデータが集まったのだから、その経験を活かして、成功につなげていけばよい。
母もやろうとしているんだから、ぐじゃぐじゃ言ってないで、一緒にチャレンジしたらどうか。
と言うようなことを話しました。
本人の意向を無視して「変わること」を強要すれば、後で強烈な反動がやってきます。
上手くいかなかった時
「あの時、やれって言われたから」
もしくは、
「あの時、やるなって言われたから」
と、怒りの矛先ににもなり、関係性が悪化します。
親が課題の分離をせず、子供の課題に介入を繰り返すと、子どもは何も学ばず、人生のタスクに立ち向かう勇気もくじかれます。
親が過度に危険回避したルートを与えたことで、困難に直面することを教えられなかった子ども達は、あらゆる困難を避けようとします。
これは、生きていく力の欠如ですよね
また、良好な人間関係には、適度な距離感が必要です。
それは家族であっても同じ。
いえ、距離の近い家族だからこそ、
意識的に課題を分離していく必要があります。
近すぎると、向かい合って話もできず、
遠すぎると 相談も、援助もできません。
差し延べれば手が届く、
けれど相手の領域には踏みこまない
この距離感が大切になります。
それに、母もやりたいことに挑戦する姿勢を見せることで、年齢や、お金、確実な将来性がないと先に進めないという娘の理屈は無効となりました
私と娘は、
人生の冒険仲間のようなものです
でも、ここで線引きです
娘がやりたいこととして見つけた動画編集や
コンテンツ制作という夢に、
私も、応援という名目で執着することはしません。
先に書いた、
娘が私の未来の仕事を手伝ってくれることを期待したりはしていない、
というのはここにつながっているんです
親は子どもが心配で、介入したくなりますが、
子どもは独立した個人で、親の期待を満たすために生きているのではありません。
娘を信じつつ、私は私の人生を爆走する
私の課題
期待や信頼に対し、どう動くのか
娘の課題
これからも、課題の分離をしつつ、
人生の冒険仲間として、
娘と進んで行きたいと思います
本日もお読みいただき、
ありがとうございました