ポート埋込み手術から1年 | 鬼の霍乱

鬼の霍乱

年下の旦那さまと乳がん治療中の嫁の
珍道中的結婚生活をのらりくらりと綴ります。

2013年1月29日。



2度目の告知で


術前抗がん剤が決まった。



クリニックでは


初回投与から通院治療。



8回の投与に耐えうるため


上腕ポート増設手術を


受けることになった。



悪性腫瘍剤


右上腕静脈内持続注入用


植込型カテーテル設置。



長っっっ。



そしてこの日は


去年1年間の中で


最も疲労困憊していた。



職場のインフルエンザ騒動に


巻き込まれたと思いきや


ただの風邪。



妄想インフルエンザ。



ダッセーな自分


なんて思っていたら。



ジジイが入院の前々日


おかんが前日に


インフルエンザに罹った。



しかもジジイは


肺に菌が飛んでいた。



その上薬アレルギー。



救急車で


運ばれたこともある。



リレンザという


イタリア娘みたいな


名前の薬を処方されたが。



夜中にアレルギーが出ていないか


何度も確認したため


ほとんど寝れなかった。



翌日にはおかんまで


罹患したため


看病と準備とでてんてこ舞い。



ずーっと頭の中で


チャンチャンチャン


チャンチャラチャンチャン。



ドリフコントの幕間の曲が


流れていた。



夜中にカレーを


作ったりしていたので


結局前日も


ほとんど眠れなかった。



入院延期も考えたが


2人の容体も良くなってきたので


強行することに。



人生初の入院時に


最悪のコンディション。



鏡の中の自分が


10歳ぐらい老けて見えた。



殿には仕事を


優先してもらったので


1人でトボトボと


病院へ向かった。



とにかく病室では


気絶したかのように


爆睡していた。



おかげで


緊張している間もなく


手術を終えることができた。



安堵と疲労で


しっちゃかめっちゃかだった


1年前が懐かしく思える。



ポートは本手術の時に


除去した。



今でも傷は目立つけど。


ポート1年後2
8回の投与を


一緒に闘ってくれた。



愛おしくさえ感じる。



これからも


この傷を見るたびに。



大変だった


あの日を思い出すだろう。



今を生きる


喜びを胸に。




☆ランキングに参加しています☆
☆褒められると伸びるタイプです☆

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村



乳がん ブログランキングへ


usapon-link-banner

↑をポチっと押して頂くとリンク先に飛びます。
病人に見えていなくても辛い事があるんです。