お気に入りのレンズ2本 | 負けるなオヤジ!(シーズン6)

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カメラ遊びをそこそこやっていると、好きなレンズは何?って話をしばしすることがある。


個人で所有しているレンズなぞよほどの人で無い限りその数は数本だろうから、様々なレンズを撮り比べて評価できるはずも無く、結局はお気に入りのベストショットを何枚写し出したかでそのレンズの評価に繋がる事がほとんどなはず。


被写体や構図に関しても人それぞれ好みもあるし、最近では動画も一眼レフで撮る時代。


ブログやユーチューブなどでレンズレビューなどをよく見かけるが、必ずしもその言葉が各個人のカメラワークに値する事も無い。


こんな前置きを書きながらだが、私が今現在EOS 5D MarkⅡ(センサーフルサイズ)(2台目)で頻繁に使っているお気に入りの2本がこれw




キャノン EF16-35mm 2.8L USM(広角ズーム・オートフォーカス)


恐らく一番シャッターを押した回数が多いレンズ。

室内で写真を撮ることも多いので、少しでも明るいレンズが欲しいと値の張る純正Lレンズだが、キャノンレンズとしてはEF70-200mm 2.8L USM同様持っていて損することは無い定番レンズだと思っている。


クセの無いボケ味も美しいし、APS-Cセンサーサイズ換算でも25mm-56mmと普通の撮影なら十分な画角。


EOS 5D MarkⅡへの装着時も本体とレンズの重量バランスがよく、出かける時にカメラ持って行こうととりあえず装着していくのがいつもこのレンズである。



そしてもう一本がこれ。



コシナ カールツァイス PLANAR T1.4/50mm(単焦点・MF)


一言で言うとアメージングなレンズ。

絞りF1.4~F3.5ぐらいまではなんともクラッシックレンズのような映り込みで、F5.0以降はシャープな映り込み。

絞りをいじるだけで同じレンズとは思えない写真になる。


このレンズを使った人が「写真がうまくなった気がする」と言うが、恐らくF2.0前後でのカミソリピントと呼ばれる被写体深度の浅さによる強烈なボケ味と、水飴を塗膜したような色味の出方をする味わい深いレンズの特徴によるモノ。

さらに、オートフォーカスの効かないマニュアルレンズなので、今まで気軽に押していたシャッターに対し1枚1枚しっかりピントを合わせ、被写体としっかり向き合って撮影している結果なのだろう。


正直私もこのレンズはまだ使いこなせていない。


視力の落ちた目に手持ちのピント合わせは苦痛なのだが、ピントが合うとピッピッ!とAFフレームが光ってくれるので多少は助かる。

ただ、ファインダーでのピント合わせはデジタル化で腕が落ちたのか非常に歩留まりが悪くなってしまった。

被写体に寄った時には4,5枚取って思い通りのピント合わせが出来た写真が1枚あるか無いかであるw


昨今の高解像度化で、良きも悪しも綺麗な写真が撮れますよのレンズが増えている中で、少しばかりクセのあるレンズで撮影するのも楽しみの一つである。



このブログを書く前に、結び目の頭にピントを合わせベランダにあったロープをF1.4 絞り優先(手持ち)で撮った写真(無加工)。


花とか撮ると、マクロレンズとは違った強烈な写真が撮れることもしばしば。


正直このレンズだけは遊べるレンズ(写真が好きになるレンズ)としてお勧めです。