北欧入りしてから早くも一週間、あっという間に時は過ぎている。
「父ちゃん、まだ東京帰らないのか?」
異文化に関心をまだ持てない子供にはそろそろ限界らしい・・・
本日はルンド(Lund)の街である。デンマークのコペンハーゲンから電車で約1時間、エーレ海峡のほぼ対岸に位置する。
北欧の観光ツアーなどではコペンハーゲン~ストックホルムの移動が主であろうが、フリーで旅するのであればこのルンドの街はお勧めである。
東京で言えば代官山のような存在で、閑静な昔ながらの街並みが残り、派手すぎないショッピングストリートがある。
おそらくガイドブックには出てこない穴場。
日本の留学生だろうか?
「ルンドに観光だなんて珍しい」とすれ違いざまに耳に入ってきたw
食べてばかりいるが、ランチはインド料理のバイキング。
店外の公園に置かれたテーブルで気持ちよく頂く。
ルンドに立ち寄った目的はこれ。
駅から南東へ徒歩5分ほどにある大聖堂を見るためである。
年代はよくわからなかったが、相当古いものであることは外観から察する事が出来る。
幸いに賛美歌の練習が行われており、聖堂内に美しく響き渡る歌声についつい長居をしてしまった。
薄暗くまともな写真が撮れず掲載は割愛するが、地下に降りることが出来、その空間は長い歴史の中で様々な事が積み重なってきたであろう歴史を肌で感じ取ることが出来た。
素晴らしいモノを見せて頂いた。
そしてもう一つ。
時間があれば是非見て頂きたい場所がここ。
大聖堂のすぐ裏にある、スエーデンの歴史や1500年頃からの住居を見ることが出来る「KULTUREN」(有料)。
時間が無く全てを見ることは出来なかったが、園内には保存された昔の住居や、文化遺産を展示した建物など39棟で構成されている。
以前、スエーデンの方々が思ったほど大柄では無かった話をしたが、ここで昔のベットをいくつか見ることが出来た。
丈にして150センチぐらいだろうか?
子供のベットに近いサイズである。
時代とともにそのサイズは大きくなっているが、日本と同じように背丈が高くなったのはつい最近のようである。
さて、ルンドの郊外にある住宅街にてバーベキューでの最後の晩餐となる。
時間は8時を過ぎているがご覧のように明るい;
子供達に言葉の壁は無いようで、自国の言葉でそれぞれ話しているが意思の疎通はなにげに出来上がっているようだw
忙しい仕事を投げ出してきたので、そろそろ日本に戻らないと・・・。
今回はblogに載せていない様々なことも有り、かなり充実した日々を過ごすことになった。
数年後、また訪れる日が来ることを願い、、、fine
【おまけ】