年末年始のテレビはほとんど見なかったが、唯一ほ~と見入ってしまったのが天体にまつわる特集番組。
しかも3時間と長丁場![]()
その中でうなずき続けたのがダークマター(暗黒物質)とダークエネルギー(暗黒エネルギー)の話し。
ダークマターとは引力を持つ見えない(電磁波を放たない)物質であり、宇宙の銀河を押しやっている。
宇宙の銀河構造は泡状に集まっており、その空間に何が存在するのか(どんな力が働き空間が出来たのか?)の疑問から発見された天体がダークマターである。
不思議なことにダークマターは膨張と共に質量も増えているということ。
体積が膨張すればその中の物質は薄まるはずだが、ダークマターは増え続けるのである。
遠い将来、膨張するダークマターに銀河は押しつぶされ宇宙の終わりが来ると予想される。
しかしながらこのエンドは数千億万年以上も遠い未来なので人類は何も心配要らないw
そしてダークエネルギー。
ニュートンが引力を唱えて依頼、人類はこの引力の概念の中で物事を考え続けてきた。
引力があるゆえ膨張を続ける宇宙空間もやがて減速し膨張が終わるであろうと長年信じ続けられていた。
しかしながら遠い宇宙の動きを解読できる超新星の観測で、宇宙は加速しながら膨張している事が判明した。
この研究はノーベル賞を受賞した。
引力に逆らう未知の力こそダークエネルギーなのである。
手の平の林檎にダークエネルギーが働いたと知れば、その林檎は空高く加速しながら飛んでいくことになる。
難しい話しが嫌いな私だが、引き込まれてしまった。
ダーク!暗黒!この言葉がテレビのスピーカーから聞こえる度に頭の中には帝国のマーチが木霊し、ダースベイダー卿が赤いライトセーバーを振り回す姿が脳裏に浮かび上がるのは小難しい話しに対する私の脳のささやかな抵抗なのかもしれない。
SFテレビドラマ スタートレックの番組の冒頭で「宇宙、それは人類に残された最後のフロンティア」と流れるように、天体は海洋を超える未知の固まりである。
未来の人類史は何処まで宇宙を探検できるのだろうかと考えてみると、己の寿命を100倍したくなる年明けであった。