昨年11月に仕込んだ自家製麦こうじ味噌がほぼ半年経過したので家族で天地返しです。
【天地返し】
味噌の外側や中心部、上下にて成熟にムラが出来るため全体を均一にするため練り直す作業。
さて、出来上がり具合はいかがなものか?
蓋を開けると上部に所々カビが見えます。
塩で蓋をして寝かせてあるので、このカビと塩分濃度の高い上部1センチほどを取り除きます。
大きな容器がないので調理用ボールに分けて中身を出すのですが、取りだした中身が均一になるように少しずつ分けていきます。(味噌の上下で成熟度が違うため)
詰め直す前にさらに均一になるよう練り回します。
娘は両手でほぼ粘土遊びとかしていましたが・・・。
ハンバーグを作る要領で空気を抜きながら団子状にし、容器に詰め直す際にも空気がたまらないように注意します。
いい感じで元に戻すことが出来ました。
使っているガラス容器の口が小さいので詰める作業は少々めんどくさいです。
上部を山形にするとカビが出にくいとか・・・?(真相は不明)
カビ防止のためにガラス容器の内側は日本酒で拭き取ります。
再び塩で味噌の表面に蓋をしたら作業完了。
瓶の口元をラップし、蓋をすれば完成です。
再び日の光にさらされないように新聞紙で瓶を巻き、ねかせます。
夏前には美味しいお味噌が出来上がるはずです。
味噌造りは細かなところで違いはありますが、あまり気にせず仕込みの分量さえ間違わなければそこそこの味で出来上がるようなので簡単です。