写真で被写体のサイズを他人に伝える場合、メジャーを一緒に撮影すれば長さ的な情報は容易に伝わるが、立体的なサイズのイメージを伝えるにはさてどうしよう?
簡単な方法は、その大きさが誰でも解る比較品を並べて撮影すること。
ここまでは誰でも当たり前だと思うはず。
では、「誰でも解る比較品」は何を使えば?
被写体の大きさは蟻から飛行機まで様々なので、デスクの上に乗るサイズと考えてみる。
よく使われる?のがタバコの箱。
喫煙者ならばすぐにそのサイズを想像できるが、禁煙者が増えた今、今後その思想も怪しい。
ましてや禁煙先進国のアメリカでビジネス的な写真でタバコなど使うのは御法度!
そんな比較対象物は何かと考えていくと100人が一同に理解できるモノが私の身の回りにあるようでない。
皆さんは対象物を一緒に撮すとしたら何を並べれば明快だと思いますか?
何故このような話をしたかというと、気温も上がり大好きなブラックバスフィッシングもシーズンイン!
今年はシーズン冒頭にビックフィッシュを上げてしまったので、今後狙う魚もビックにと欲が出まして・・・
大きな魚を狙うには大きなルアー!
今年はビックベイト投げまくるぞと意気込んで写真を撮ろうとしたところ、釣りをしない人にその大きさが伝わるかと悩んでみたわけです。
さて、悩みをお伝えしたように手頃な対象物がないのでタバコの箱で失礼。
ヘドンのビックバド
ビックベイトブーム前はこのサイズでも大きなルアーだなーと。
フィッシュアローのモンスタージャック(雷魚)
このメーカー年と共にテール部の塗装が溶け出します;
ルアーとして使うにはもったいないほどの工芸品の領域です。
名前忘れました。
巨大なクローラータイプルアー。
ジョインテッドビリーバー
でかいだけにうねりながらの水押し最強です。
イマカツのハスキーハスジー
購入したまま使ったことがなかったのでいよいよ現場デビューさせます。
これは釣れそうだと最近入手した一品。
さて大きさは伝わりましたでしょうか?
「大きいルアーだと言うことは何となく解ったよ?」
という声が聞こえてきそうですが、私自身もそうです。
1つ大きな失敗をしましたw
画面いっぱいにルアーを納めようと近づいたり離れたり。
単品での撮影なら問題ないのですが、こうやって数を並べてみるとダメですね。
写るタバコのサイズが変わらないように被写体(ルアー)とカメラポジションを一定の位置にすれば詳細は小さくなってもそれぞれの大きさ比較はもっと明確に伝わったでしょう。
たかがブログでも、人に伝える撮影ノウハウw
勉強になりました。
そして重大なことが・・・
タバコが写ってる?
そうです、値上げと共に手を挙げた禁煙に見事失敗している私の恥も一緒に公開w