ズバリ、RENAULT MEGANE SPORT
日常の足として支障なく使え、ドライバーに運転する刺激をほどよく与えてくれる車としてこの1台が妙に気になっています。
ルノーというメーカーと共にスポーツカーを生み出してきたアルピーヌとゴルディーニ。
1995年にアルピーヌに代わり、ルノー・スポールがスポール・スピダーというオープンツーシーターを導入、その後、クリオRS V6やクリオR.Sといった車を出してきた。
そして2011年 ルノー ヌガーヌ スポールを発売開始。
F.F駆動としてはパーワーの限界値に近い(前輪駆動でハイパワーは一般者には扱えない挙動になるため)250馬力ターボチャージャーエンジンを積み込み、235というワイドタイヤを履かせるためのワイドボディーとコーナーリング性能を高めたシャシー、最高的にホットなF.F車両を造り上げたようだ。
前にも触れたが、私が良しとする車はパワーが有る無し、安かろう高かろう関係なくドライビングしていて楽しい車かどうか、所有していて自己満足(眺めてニヤニヤ出来る)するかどうかだ。
車はけして安くないし、維持をするにもお金がかかる。
A地点からB地点への移動の箱なら、安全で価格が安く燃費の良い居住性を追求した車選びをすればよい。
話を戻すと、真っ先に惹かれたのがホットハッチバック車としての外装デザインである。
目立ちそうなデザインだが嫌みがない。
最近街中を走る多種の車がエンブレムを見ないと何処の会社の車か解らないほどで似たり寄ったりのデザインに落ち着いてしまっている。
当たり障りのないデザイン=良く売れる車 この公式が定着してしまったようで非常に残念だ。
内装は特に高級感もなく、ポイントで取り入れたメータとシートベルトの黄色、そしてレカロのバケットシートが目立つ程度で価格帯から比べるとチープなダッシュボードだが、何もかも高級にする必要はない。
F.Fホットハッチバック車の楽しみはキビキビ走るかどうかなのだから・・・。
こんなブログ記事を書いていると早く試乗してみたくなってしまう。
うわさ通りのハンドリング性能を街中の試乗で体験できるかは難しいが、少なくても早く降りたいかもっと乗っていたいかは直ぐに解るはず。
開発記事を読んでいるとマフラーサウンドを車内に取り込むためのサウンドパイプもしっかり取り付けられているようで、ドライバーの五感をしっかり刺激する味付けも忘れていない。
ヨーロッパ車は良くやるのだが、排気サウンドをグレード毎に変え違いを演出したり、運転者へエンジンの回転状態をメーターの視覚と音で伝える。
国産車はただただ静寂性の追求ばかりで面白みがない。
私のエキシージのように100キロも出せば車内で会話が聞き取れないほど煩い仕様に変えてしまうのは問題外だがw
さて肝心なお値段だが、日本に導入されるのは走りに特化したシャーシカップモデルで価格は385万。
対抗馬であるフォルックスワーゲン ゴルフGTIが368万なので性能面でのコストパフォーマンスを比べれば少々お高い車になりそうなのです。
ただし、先に述べたデザイン性・刺激性を考慮すればどっこいどっこい。
私なら間違いなく今回のヌガーヌ スポールを選ぶはずです。
現在の足車であるMINIクーパーSがそろそろ・・・乗り換えたいモノだが・・・
諸々の諸事情を考えるとマニュアル車の選択はほぼ無理そう。
あ~ヌガーヌ、されどヌガーヌ。。。