BSで所ジョージさんの世田谷ベースという番組があります。
書店にも世田谷ベースの本は置いてあるので、チラ見した方は多いと思いますが、最近この番組を楽しく見ています。
楽しみ方は人それぞれですが番組を見ていて良く感じるのは、所ジョージさんのオリジナルグッズへの愛着心の強さです。
世田谷ベースオリジナルグッズはスタッフの別の方が開発しているのでしょうけれど、そのブランドグッズを紹介する姿にほれぼれするのです。
「本当に自分のブランドが好きなんだな~~~」と・・・
その商品自体以上に価値観の高さを印象付けさせられまうのです。
娯楽番組の中にも見習うべきモノが存在します。
自分たちが売っているモノ、開発しているモノ、自分たちがやっている仕事をもっともっと好きになりその姿を見せつけることが最大の営業だと。
どうでもいいだとか、好きになれない、イヤイヤ仕事をやっている、そんな姿ではお客さんに対し商品の良さも伝わらなければ購買力も生まれないし、その人自身への仕事への信頼感も沸かないでしょう。
そもそも好きにならなければ楽しくないし、それは自ずと苦痛(苦労)に変わってしまうのが人間です。
建築家の安藤氏は、口癖のように夢を一緒に追いかけよう、叶えようと仕事をしています。
建設プロジェクトにたずさわるクライアント・設計者・施工会社・職人までもが平等にひとつの仕事を成し遂げるために努力しているのだと。
私自身も繰り返し自分のやっている事を好きになれ、誇りに思えと言い聞かせているのですが・・・
日々の厳しさに忘れがちになります。
惚れ込む熱意は人に伝わり、人を集め、よりいいモノへと変化する。
理想かもしれないが、実践しなければ現実にはならない。
挫けても信念を曲げない強さはきっと実るはず。
曲げた時点で終わりなのである。
もう少し頑張ろう。