グランフォンド京都2024に参加しました②  | 風雨輪記 -ふうりんき-      ロードバイク中心にゆるゆると。

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40超えてからロードバイクを始めた永遠の中級者の自転車ブログ@京都。スポーツ観戦諸々、たまにゴルフやほかの趣味も。

どうも、ルネです。

グランフォンド京都の続きです。

 

最初のエイドから第二エイドまでは28㎞弱。

エイドを出て少しするとコース上(ロングなしの場合)

最大標高となる大簾峠へ。

ここは序盤に最大斜度11%ぐらいのつづら折りのあと

徐々に登っていくのですが、

とにかく長いんですよね…。

 

今回、Ride for GPSで作成されたデータが公開されていたのですが、

メインのサイコンへのダウンロードがうまく行っておらず、

(事前にチェックすれば良かったのですが)

Garminのクラウドプロという大きめの登りをチェックして

長さや斜度を示してくれる機能が働かず…

記憶の中のコースを繋いで行くことになりました。

幸いサブの方が地図は示してくれるのでこれに頼って登っていきます。

長い登りののちピークへ。

 

 

完全に初対面の3名パックなので

登りが速い人、下りが速い人、平地で引ける人、

(プラス要素としてナビがついている、いないというのはあり)

など、走りの特性が最初は分からなかったのですが、

登りはどうやら私が先行するパターン。

先の登って待つという感じになりました。

 

下って程なくすると名物?山家のつり橋を通過し、

 

山家城へ。

ここは前回も隠し(?)エイドが用意されていたのですが、

今回もありました!

 

山椒の効いたおせんべい(これが美味しかった!)

とお茶をいただき、

山家のお姫様たちと記念撮影てへぺろ

 

(ニヤニヤしてるとか言わないように!)

 

聞けばお団子があったそうなのですが、

先行した方々が複数本食べていったそうでムカムカ

なくなってしまったそうです。

 

後日他の方のブログを見たところ、

「美味しくて全種類いただいた」との記述がありムカムカムカムカ

まぁ、遅く出発したのが悪いんですが、

この後のエイドに不安が出てきます。

 

と、この頃から心配していた雨が降り出しました。

まだ10時ですから予報よりかなり早い雨です。

この隠しエイドから第二エイドまでは10㎞程。

幸い降り出した雨はそれほど強くはならず、

何組かに追いつきはじめて

第二エイドに到着。

こちらでは柏餅とバナナ、暖かいミルクティーをいただきます。

また、スポーツドリンクもいただけたのでボトルに補給。

と、第二エイド出発までの間に雨が本降りになってきました。

ウィンドブレーカーを羽織って出発します。

 

ここから雨のためカメラが使えなくなってきます。

よってこのレポートも写真枚数が減ります…

(スマホの給電も端子に水が入り込んだためできず、

 節電で行くしかなくなってしまいました)

 

次のエイドまでは22㎞。

菅坂峠を越えていきますが…なぜか前回の記憶があまりなく滝汗

周囲にもアドバイスできずにピーク到達。

そういえばピークがトンネルで、

配布されたナビは旧道の獲得高を示していたことを到着時に思い出しました(遅い)

 

ここから下って舞鶴市内へ。

この辺からかなり本格的な雨に…

上半身はウィンドブレーカーで何とかなっているのですが、

下半身、特に靴の中に水が溜まっていることを感じられるぐらいびしょびしょに笑い泣き

 

期待の北吸トンネル(隧道)ですが、

前述の理由で写真はありませんショボーン

しかし、廃線跡の小さなトンネルとその先の路面はレンガ敷で

レールの継ぎ目のような位置に道路を渡す形で敷いてある石(?)のおかげで

タタン、タタンと列車の通過時のような音がします。

公園内を抜け、地下道で道路を渡って程なくすると

第三エイドへ。

 

 

こちらでは待望の海軍カレーと

ここ舞鶴が発祥の肉じゃが。

 

どちらもとてもおいしくいただきました。

カレーはエイドで振舞われる量を超えたガッツリサイズ。

ここまでにだいぶ前走者に追いついているのでエイド飯不足はなかったのですが、

 

肉じゃがの鍋…ペース配分大丈夫キョロキョロ??

 

ロングコースに入る場合、ここでリストにチェックと通過時間を記入していきます。

締め切り時間1時間前の到着ですが、今回(も)ロングコースはパス。

 

少し長めの休憩を取り、出発しますが、

チョコレートなどのお菓子を出発で貰っていきます。

このエイドの足元の石がとても滑りやすく…

結構転びかけていた方がいたので今後も雨の時はご注意を。

 

出発時は雨が弱まり、走りやすくなった+エイド飯効果でペースアップ。

自衛隊基地や赤レンガの舞鶴の景色を後にし、

3名パックで快調なライド。平地が続く区間で他のライダーもどんどん抜いていきます。

この区間はちょっと長めの35㎞あるので集団走は有利。

この辺になると走り方とか、得手不得手が分かってくるので、

初対面とは思えないほど呼吸もあってきますニヤリ

 

途中商店街や川沿いの道をぬけて程なく峠へ。

この区間の真壁峠は高度も難易度も比較的低め。

しかし、弱まった雨が峠を越えたあたりで再び本降りにえーん

大きな道路に出ますが、快調なペースで第5エイドへ

(第4はロングコースの帰りに第3エイドを使うのでダブルカウント)

 

この時の雨がピークでした。

エイドのテントをおばちゃんたちが押さえるほどの風雨でした。

おばちゃんたちのお手製弁当やドリンクが並んでいます。

並んだお弁当を撮っていると「みんな撮っていくわね~」と話しかけられます。

ここでのエイドはミニサイズですがお弁当とこんにゃくをプラス。

 

3つ目でカレー食べて、ここでプラスするには多くない??

と渡されたときは思ったのですが

雨の中で消耗しているため意外と食べられてしまいます。

しかしエントリー料4500円でこの充実度は相変わらずすごい…。

 

最終区間は20㎞弱ですが、

最後の最後にサオリ峠を越えていきます。

この峠、高度はコース中下から2番目なんですが、

徐々に斜度があがっていくタイプのいやらしい峠。

一昨年も書きましたが、かわいらしい名前とは裏腹の攻撃力を持ったラスボスです。

 

と、この辺で静かにハプニング発生…

サブのナビのコースが表示されなくなっていました。

サブにはGarminのetrexを使っているのですが、

ナビポイントが一定数(1万)超えるとコースを表示しなくなる、

というのを半ば忘れて取り込んでいましたショボーン

っていうか120㎞のコースで超えるとは思っていなかった…。

 

となると自信を持って先頭を引くことができず、

ナビを持っている方に先行していただく形になってしまい、

峠を下った区間は同じ方に牽いてもらってそのままゴール…ショボーン

 

到達はちょうど15時でした。

前回より10㎞伸びましたが、7時間強でゴール。

せっかくですからと同行3名でパチリ。

 

今年もフィニッシャージャージの受付とともに

Decojaさんがジャージなども販売していました。

びしょびしょのレーパンをシャワー後に履くのは避けたかったので、

4,500円でビブショーツが手に入ったのは不幸中の幸いでした。

 

 

荷物の受け取りとシャワー券(300円)を購入します。

健康福祉センター(プール施設)のシャワーを使わせてもらう形なのですが、

タオル類がないのでご注意を。

(シャンプーとボディーソープは用意がありました)

前編にも書きましたが駅反対側のスーパー銭湯は昨年(2023年)に廃業しており、

エイドのスタッフ(最寄りが綾部駅でない)の方も知らなかったりしていたので、

参加者に温泉がある、と話してしまっているようでした。

地元では有名な温泉施設で、建物はそのままなので、

閉店を知らない人も多いようです。

 

シャワーを浴びた後はドロドロの愛車を輪行して16時過ぎの列車で京都市内へ。

相変わらずスマホの給電がストップしていて肝を冷やし

嵐山のあたりでそれなりに乗客が増えたので肩身が狭い思いをしましたショボーンが、

満員列車のような状況にはならずに済み、

日没前には市内に到着。

(途中エイドで貰ったお菓子で小補給させてもらいました)

市内もやや弱い雨が降っていましたが、

無事帰宅で今年のグランフォンド京都も無事終了となりました。

 

今年の参加賞はトップチューブに着けるバッグ。

 

オクムラというメーカーのものらしく、

完全密閉にはならないもののはっ水ではあるようです。

固定用のベルクロがやや長いので詰める必要はありそうですが、

横幅が広くないのでいい感じですね。

こういうグッズは助かります。

 

さて、まとめですが…ほとんど前回と変わりません。

 

おすすめポイント

①なんといっても参加料が安い!高校生以下&女性は3,500円!¥

②それでいてエイドは必要十分。おにぎり

③新幹線新幹線前停車駅(京都)から始発で輪行日帰り参加が可能

④エントリー時に距離の選択が必要なく、当日の予定や体調で変更可能

⑤フィニッシャージャージ購入が可能。

 

注意点

①「グランフォンド」なので登りはそれなりに。

 (ロング以外には高難度の峠はなくなったので、耐えていればいつかは登れます!)

②途中コンビニは少な目なのでエイド以外の補給は念のため持参推奨

 (エイド食は十分なので区間が長いところだけ要対策)

③コース誘導は少な目で詳細地図は当日配布でサイズが大きいので、

 ナビがある方は公式ページ記載の地図データの活用を。

④ゴール地点近くでシャワーを借りられますが、タオル類は要持参

 

あとは…そうですね、毎年ひっそり告知しますので、

エントリーを逃さないように。

何故か雨に祟られるイベントなので雨対策も最低限しておくといいと思います。

 

個人的にですが、今回は偶然パックになった方々と

楽しいライドが最後までできました。

ゴール後に聞いたところ、60代と70代とのこと…

もっと牽くべきだった笑い泣きと反省しつつ、

その年齢でこれだけの走りができることを羨ましく思いました。

また、どこかでご一緒できると良いですね、と声をかけてお別れしましたが、

本当に良い人たちで良かったです。

こういう出会いがあるのも同じ趣味の人たちとの集まりならではですね。

 

 

では今回のレポートはこの辺で。