オードリー若林さんの自転車購入動画で思い出したこと | 風雨輪記 -ふうりんき-      ロードバイク中心にゆるゆると。

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40超えてからロードバイクを始めた永遠の中級者の自転車ブログ@京都。スポーツ観戦諸々、たまにゴルフやほかの趣味も。

どうも、ルネです。

今週は雨が続いてなかなかライドできず…

迫ってきたグランフォンド京都も今年も雨予報笑い泣き

なかなか自転車関連の記事が書けない…

と思っていたところ、

今週はこんなニュースがありました。

 

オードリー若林、36万円超ロードバイクでお台場へ 過酷な“通勤”に反響「鉄人すぎる」(ENCOUNT) - Yahoo!ニュース

 

まあ、36万円ロードバイクに注意が行ってしまいがちな自転車界隈でしたが…

 

オードリーのオールナイトニッポンが東京ドームでイベントをやるにあたり、

youtube企画として体力をつけるために(何故?)

自転車を購入し

 

 

お台場の湾岸スタジオまで行ってみるという2本の動画がアップされていました。

 

 

 

若干のネタバラしをすると、

購入したのはロードバイクではなく、

フラットバーのシングルギアの自転車。

しかしほぼフルカスタムして

リトルトゥース(オードリーのオールナイトニッポンリスナー)

にはおなじみのラスタカラーで組まれたバイクでした。

 

自転車乗り的にもいろいろとコメントが飛び交う内容でしたが、

個人的には自転車を買った時のことを思い出したりして面白い動画でした。

 

自転車乗り的な視点であれこれ議論になったのは、

まず、変速なしのシングルギアをなぜ勧めたのかという点。

坂の多い東京都内を走るのに、

シングルギアを勧めたショップは不親切、という意見が結構あり、

見ていて結構モヤモヤしました。

 

これについては自分が最初のロードバイクを買ったときに

ショップの人に言われた言葉を思い出しました。

 

「どんな乗り方をしたいですか?」

???

最初の質問でしたがかなり戸惑いました。

どんな乗り方?曲芸??中国雑技団???

 

違いますねw

 

ここでいうどんな乗り方、というのは

日々の運動不足を解消したいとか、通勤に使いたいとか、

スポーツに使いたいのなら

レースしたいとか、ロングライドしたいとか

そういう事です。

 

で、若林さんの動画。

最初の目的は「東京ドームに向けて体力をつける」でした。

 

この意味で坂もギアに頼らずに登るぐらいまで体力がつけば

体力問題はクリアできる、というのは若林さんも繰り返し言っていました。

体力づくりバイクとしてシングルギアでトルクをかけて漕ぐというのは

目的通りとも言えるでしょう。

 

が、この動画の本当の目的は別にあったと思います。

「この自転車購入を企画として面白いものにすること」

その一点においてシングルギアは最高に「おいしい」です。

現に何度かスタッフはギアつけた方が良いですよ、と

おすすめしてきますが、

若林さんは頑なに(しかしニヤニヤしながらw)

シングルギアを選択します。

 

あとはこの時もショップに確認しているのですが、

後からギアを足すことは可能なんですよね。

企画としたら先にギアをつけて、最適に乗れるようになってから

シングルにするより、

シングルで挫折したあとギアをつける屈辱、

の方が面白いことは間違いないです。

 

そういう意味で、このお店は「若林さんの乗り方」にあったバイクを売ったと言えるでしょう。

 

そうしたショップに出会えるかどうか、

というのは自転車ライフが続くかどうかの大きなポイントだったりするので、

この後も期待したいですね。

 

あとは36万円が妥当か、ということなのですが、

うーん、この辺りは判断がつかないですね。

予算オーバー感はあるものの、

その値段をポンと出すのも昔の「男気」ショッピングっぽい面白さもありましたし、

まあ、これも芸能人の動画ならではといったところでしょうか。

 

 

さて、2本目の動画ではショップ(多分世田谷)で納車から

汐留を経てお台場フジテレビの湾岸スタジオまで初通勤をします。

およそ20㎞弱でしょうか?

これも自転車乗り界隈でも坂だらけできついという意見と

20㎞wという反応に分かれてましたが、

後者はもう自分が世間からずれていることを自覚したうえで言ってますから、

まあ、ネタですねウインク

 

さて、若林さんの自転車通勤、

序盤から「坂がきつい」「ギア付きの自転車をチェックしてしまう」とか

予想通りの展開。

 

ブルーの矢羽根が自転車のためのものであることに気づいたり、

あまりの路駐の多さに「八つ当たりしない」といいつつ「路駐すんなよ!ムカムカ」など

都内サイクリストを代弁するなかなかの名言も残します。

 

途中10㎞、汐留まで来たあたりで自転車を降りて小休止。

ここで大きな選択肢が出てきます。

 

一回目なのでこの辺で終わるか(時間もギリギリになってきている)

予定通り湾岸スタジオまで自走するか。

 

これって結構初心者あるあるですよね。

気持ちよく走って行くけど、帰りの事も考えると

体力が持つか分からなくなってくる。

 

だいたい初心者のファーストライドは安全圏で切り上げるものなんですが…

若林さん心拍数も程よく上がってハイになったのか、

ものまねを連発しながら続行を志願(!)

 

そして仕事の後、帰ることまで考えるともうきついと言いながら、

湾岸スタジオまで完走してしまいます。

 

その後自転車は車載で回収…

屈辱的な表情も「おいしい」展開となるのでした。

 

お台場の風が相当きつかったようで、

「自転車乗る人がぴったりした服着てる理由が分かった!」

となかなかの洞察力を見せたりします。

 

この動画、自転車にゴープロ車載しているので

スタッフとは離れていると思うのですが、

ずっとマスクしたままで結構ハードだったと思います。

 

ダラダラと感想を綴ってしまいましたが、

オードリーファンならずとも面白く見れたので、

ぜひ見てみてください。

続編にも期待しましょう。