Face Down 57 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!










※全力で妄想中






57 和也





香織さんは
相葉さんと歳の離れた幼馴染みたいで

和「そう…だったんですか…」

香「ホントはね?智に大学では話しかけるな!って言われてたんだけど…あたしが和也くんに会いたくてさ?似たような能力持ってる人と今まで出会ったことなかったから、喋ってみたかったんだよね…」

香織さんは智に直接
僕に会わせて欲しいって
言ってたみたいだけど
全然つなげてくれないから

あの日
僕といるのを初めて見かけて
意地悪ついでに
食堂で初めて
智に話しかけたみたいだった

香「まさか…本当に何も話してないと思ってなくて…ほら、楽園のことくらいは話してると思ってたんだよ。和くんも来たことあるって雅紀くんには聞いてたから…けど、智は本当に和也くんが大切なんだね…」

そう言われても
少し前までは
そうなのかな?
と思えたかもしれないけど

今回のことで
違うのかな…と思えた

それなのに
香織さんは

香「それに、和くんも智が大切なんだね?羨ましいな…」

そう香織さんが
言ったから

和「僕は…香織さんが羨ましいです」

香「えぇ?」

和「僕、今まで誰かの何かを全部知りたいなんて思ったことなんてなかったんです。僕は人とは違って知るすべがあるから、それに…変わっていく智を不思議に思うこともなかったんです。人は変わりますし。それにいつもなんでも話してくれていたから…別に智のすべてを知りたいなんて思ったことなかったんです。けど………ずっとそう思ってたんですけど…」

香「知りたくなった?」

知りたくなった?
は、なんだか違うかも知れない
話してくれていたら
"今回は"しなかったかもしれない

けど
いつかは
こんなことを
したかもしれない…

この気持ちに気づいてしまったから





続く