Face Down 58 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!










※全力で妄想中









58 和也 






和「僕、いろんな人のが視れるけど、智だけは視れないんです、視えない人にいままで出会ったことなくて。視えないことにホッとしてたし、視たいと思ったこともなかったのに…けど、智のことが知りたくて、僕…自分から香織さんのことを視ました…自分の欲のために」

僕は
香織さんの方を
向いて

和「本当に…本当にごめんなさい」

ごめんなさい…
本当に…
ごめんなさい…

深く頭をさげたら

香「和也くん顔をあげて?」

香織さんは
僕の肩をポンポンって
叩いて

香「さっきさ?言ったの覚えてる?」

和「え?」

香「"そうなる"ってことを考えなかったあたしが悪いし。智に言われてたのに…って言うの」

和「あぁ…はい。言ってましたね?」

香「自分のことをわかってくれてる人のそばに、知らない人が突然現れた。しかも、異性ときてる。それに信頼してる相手は話してくれない。そんな状況になって自分は触れたら視える…"視ない"なんて、できないよね…あたしなら視ちゃうよ」

ニコッと笑う

香「智には会うなって言われてたのに…和くんにそういう風に思わせる言動をとった。これはあたしが招いたことでもあるからお互いさまってこと」

和「それでも…」

人の中触れてはいけない
プライバシーだ
そう言おうとしたら

香「あたしが智なんか介さずに、素直に言えばよかった!」

そう言って
僕の両手を掴んで
突然の行動にびっくりしていたら

香「あたしとお友だちになってくれる?」

そう香織さんに言われた







続く