Face Down 44 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

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黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!









※妄想中








44 智






ずっと
座っていたからか
椅子から立ち上がったとき
少しだけ
フワッとしたけど
歩けないこともないし
気持ち悪いとかもない
これが
いわゆる
"ザル"ってやつか?

まぁ
限度がないってことは
そういう場面でも
俺は和也を
"守れる"
ってこともわかった

タクシーで家の近くで
おろしてもらって
風に当たりながら
家に帰った

智「ただいま〜」

日付が思ってたより過ぎて
帰ってくることになってしまった

和也は
もう寝ちまったかな…

水を飲もうと思って
リビングに入ったら
ちょうど
風呂から出たとこの和也にあった

和「あ!智、おかえり。遅かったね?」

くんくん
と和也が匂ってきて

和「お酒と…タバコ?」

智「あぁ…」

和「ふ〜ん、お風呂まだあったかいから入ってきたら?」

やっぱ臭いか?
抱きつきたい衝動を抑えて
俺は和也の頭をポンっとして
和也が持っていた
ペットボトルを取って
グビッと飲んだ

和「あぁ〜僕が飲もうもしてたのに!」

飲みかけを
和也に渡して

智「早く部屋に戻れよ、風呂行ってくる」

和「もっ!」

背後で
可愛い和也が
プリプリしてたけど
出すだけ出してきたからか
冷静でいられた
脱衣場に入って
服を脱いでる間

智「でもやっぱ最近の和也の風呂上がりは破壊力あるなぁ…」

和也のそばに早く行きたく
さっと浴びてシャワーを出た

和也の部屋に行けば
布団に入ってもうすでに
寝息をたてている

ご丁寧に俺の寝る場所も
空けられている

和也を後ろから
包むようにして
深く息を吸込んだ

智「おやすみ」

いつものように
抱きしめて
眠りについた

今日は
いろんな事が
一度にたくさんあった日だった








続く