七夕 2 | 黄色い涙〜Storm〜

黄色い涙〜Storm〜

出会いに感謝♡
黄担当で大宮をひどく拗らせてお話書いてます(。-ㅅ-。)
はじめましての方はテーマ→蓮のトリセツの必読を!








※妄想中






2 智



今日は少し残業で

遅くなった


梅雨は早くあけたけど

日本の夏は

ジメっとしてて

汗がベタつく


「ただいま〜」


「おかえり」


和也の声を聞いてから

帰ってくるだけで

不快だったから


「先にシャワーするよ」


「はーい」


和也に声をかけてから

すぐに

脱衣所に入った








さっぱりして

出てきたところ

何か飲もうと

キッチンに入ったけど

和也の気配がない


冷蔵庫から

缶ビールを取って

リビングに行くと


ベランダの窓が開いてたから

近づくと


「やらしいーの」


独り言にしたら

でかい声が聞こえたから


帰ってきて

和也に

触れていなかったから

後ろから抱きつき


「何がやらしいの?」


「あっ//// 智…」


耳を真っ赤にしていた


「何してんの?」


「べ…別に////あっ!今日は七夕だな〜って。珍しく天気もよかったから、星見えるかな?って思って見てた」


俺は和也の頬にキスをしてから

隣に移動して

缶ビールを開けた


カチンと

お互い"おつかれ"と声をかけて

一口飲んだ


「お?ホントだな…すげぇきれいに見える」


「でしょ?」


「一年に1回か…織姫と彦星は会えてるってことだな…」


「なにぃ〜?泣いちゃう?」


「はぁ?泣かねーよ」


なんで

七夕で織姫と彦星を思って泣かないと

いけねーんだよ

なんて思ってたら


「僕の誕生日…泣いたのに」


ボソッと

言ってくるから


「おまっ!///それはもう言うな」


「ふふっ///」


何かあると

和也は

あのときのことを

言ってくる

なんでかな〜?

俺は恥ずかしくて

忘れて欲しいのに


「和也はなんかイベントあるたび、それ言ってくるよな?」


「だって…」










続く



次は16時