野球ショップの音・・・ | おーばブログ 野球のお仕事

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東京で生まれて→奈良県→福岡県→愛知県→群馬県に引っ越し そして現在 高崎市にて 小さな野球専門店で 「三方よし」を理念に 野球のお仕事に励む゜ そんな おっちゃんの 野球が大好きな人の為の お得情報入りのブログでございます。ハイ❗

 

今日の遅い時間に

ご来店頂いた常連のお客様より

 

 

革底スパイクの

歯交換を頼まれて

 

 

約1ヶ月ぶりぐらいに

革底スパイクの歯交換を行いました。

 

 

 

 

昔の野球ショップでは

 

 

 

歯交換やP革交換を行う

金づちの音が毎日のようにしていて

 

 

 

「野球ショップの夕方の音」

 

 

 

そんな雰囲気と時間が

店内に流れていたものでした。

 

 

 

 

それが今では

本当に少なくなってしまいました。

 

 

 

 

 

しかしながら・・・

 

 

 

それに代わって現在の

野球ショップの音になっているのが

 

 

 

型付けでグローブを叩く音

 

修理で使うミシンを踏む音

 

お店によっては

刺繡ミシンの音なども

 

 

 

忙しそうに

響いているのかもしれませんね・・

 

 

 

 

 

 

そんな

「野球ショップの音」が

 

 

もしかしてこれからは

 

 

「パソコンのキーを叩く音」

 

 


そのようになって

しまうのかもしれません・・・。

 

 

 

 

 

今日のニュースで

 

 

JRの赤字路線の問題が

報道されていましたが

 

 

 

ローカル線の雰囲気や

景色に溶け込む音・・・

 

 

そういうのも

個人的には大好き・・・

 

 

 

 

そんな

過去からの繋がりを感じる

 

 

音や景色や雰囲気・・・

 

 

未来に向けても

大切にしていけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて本日は

 

 

かなり前に行った

スパイクのつま先加工で

 

 

 

「ソフトボールのピッチャーなので

直ぐにスパイクのつま先が破れてしまう」

 

 

 

 

そんなご相談を伺った時に

お店で加工させて頂いた

 

 

 

 

ぬいP革加工+釘打P革加工

 

 

 

 

外側の釘打P革が破れたので

交換に来てくれたのですが

 


 

 

 

外側のP革が破れても

スパイクの本体が破れる事は無い

 


 

 

確かこのスパイクは

つま先加工をしてから

 

 

3ヶ月以上経過しているはずですが

見た感じでは全く問題はないようです。

 

 

 

 

内側のぬいP加工も

2重加工になっているので

 


 

スパイクが破れるまでには

まだまだ大丈夫な感じ・・・

 

 

このタイミングで

外側のP革交換をしてくれれば

 

 

ずっと履き慣れたスパイクを

試合で使用する事が出来そうです。

 

 

もちろん

革底スパイクなので

 

 

歯がすり減っても

交換すれば元のグリップ力・・・

 

 

 

やっぱり革底のスパイクって

とても良いなとあらためて思いました。

 

 

 

 

 

 

これから一気に

革底スパイクの時代に戻る

 

 

 

そのようになるとは

到底思ってはいませんが・・・

 

 

 

ほんの少しだけでも

 

「野球ショップの夕方の音」

 

守っていけたらと思います。